10月30日メンテナンス時のカード能力とコストの変更について

Shadowverse運営事務局です。

10月30日に予定しておりますメンテナンス時に、カード能力とコストの変更を実施いたします。メンテナンスに先立ち、ご利用のお客様に、変更の内容と経緯をご説明いたします。

■概要
10月30日に予定しておりますメンテナンス時に、以下の変更を行います。

・ドラゴンクラスのレジェンド《原初の竜使い》のコスト、体力を下記に変更
コスト4
体力3(進化後5)

コストの変更にともない、能力テキストを下記に変更します。能力の挙動は変わりません。
「覚醒 状態なら、このフォロワーは攻撃されない。
覚醒 状態なら、自分の場に元のコスト3以下のドラゴン・フォロワーが出るたび、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージと相手のリーダーに1ダメージ。」

・ロイヤルクラスのゴールドレア《トランプナイト招集》のコストを下記に変更
コスト6

・ニュートラルクラスのブロンズレア《ダラダラ天使・エフェメラ》のコストを下記に変更
コスト5

これにともない、10月30日のメンテナンス以降、期間限定で《原初の竜使い》《トランプナイト招集》《ダラダラ天使・エフェメラ》を分解したときに得られるレッドエーテルの個数を変更いたします。

■変更の経緯
10月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計した、デッキタイプ別の勝率ベスト3は以下の通りです。

1位 56.5%『原初の竜使いドラゴン』(《原初の竜使い》を中心にしたドラゴンクラスのデッキ)
2位 54.9%『アグロロイヤル』(低コストのフォロワーを中心にした攻撃的なロイヤルクラスのデッキ)
3位 51.9%『ニュートラルロイヤル』(ニュートラル・フォロワーと《不思議の探求者・アリス》の組み合わせで戦うロイヤルクラスのデッキ)

デッキタイプ別の使用率ベスト3は以下の通りです。

1位 27.3%『原初の竜使いドラゴン』
2位 15.1%『アグロロイヤル』
3位 6.1%『超越ウィッチ』(《次元の超越》をはじめとするスペルブーストカードを中心にしたウィッチクラスのデッキ)

勝率については、1位『原初の竜使いドラゴン』と2位『アグロロイヤル』は高いものの、それ以外に勝率が飛び抜けて高いデッキタイプはありません。
使用率については、勝率の上位2デッキがそのまま1位2位となっており、2強状態であると言えます。3位の『超越ウィッチ』は引き続き人気ですが、勝率は50%を大きく下回っているため、現在のところ『超越ウィッチ』のカードに変更が必要だとは考えていません。

課題となっていた先攻時の勝率が高いという問題について、前回「9月中旬の高ランクユーザーの対戦データ」では全デッキの総計で51.7%でしたが、今回「10月上旬の高ランクユーザーの対戦データ」では全デッキの総計で53.6%と、先攻時の勝率が高まっています。これは、『アグロロイヤル』がかかわったバトルでの先攻側の勝率が58.7%と高いことが一因です。

・『原初の竜使いドラゴン』は勝率と使用率ともに非常に高い
・『アグロロイヤル』は勝率と使用率ともに高く、先攻時の勝率が高い原因にもなっている

上記を主な観点としたうえで、『ニュートラルロイヤル』が使用率は低いものの10月の対戦データで常に勝率上位にあることを加味して、今回変更するカード3枚を決定しました。

《原初の竜使い》は、勝率と使用率1位の『原初の竜使いドラゴン』デッキの文字通り中心となるカードです。これまでのドラゴンクラスの主要なデッキタイプだった『ランプドラゴン』(序盤にPP最大値を増やす能力を使い、中盤から高コストのカードをプレイしていく、いわゆる「ランプ」戦術を使用したデッキ)が「9月中旬の高ランクユーザーの対戦データ」で勝率50.0%だったことを考えると、9月28日に第6弾カードパック「Starforged Legends / 星神の伝説」が追加されてから登場したデッキタイプ『原初の竜使いドラゴン』の高い勝率の原因は第6弾のカードだと言えます。《原初の竜使い》は、能力に対してコストが低く、体力の高さによって対処しづらいカードであるため、コストと体力が適正になるように変更します。

【変更内容】
《原初の竜使い》
・コスト3→コスト4
【進化前】
・体力5→体力3
【進化後】
・体力7→体力5
コストの変更にともない、能力テキストを下記に変更します。能力の挙動は変わりません。
「覚醒 状態なら、このフォロワーは攻撃されない。
覚醒 状態なら、自分の場に元のコスト3以下のドラゴン・フォロワーが出るたび、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージと相手のリーダーに1ダメージ。」

《トランプナイト招集》は、勝率と使用率2位の『アグロロイヤル』、勝率3位の『ニュートラルロイヤル』の中心となるカードです。『アグロロイヤル』の中心となるカードはいくつか候補がありますが、『アグロロイヤル』に採用されていて『ニュートラルロイヤル』に採用されていないカードを変更した場合、《原初の竜使い》の変更と相まって、『ニュートラルロイヤル』が相対的に強くなりすぎることを危惧しています。そのため今回は、『アグロロイヤル』と『ニュートラルロイヤル』の両方に3枚採用されている《トランプナイト招集》をコストが適正になるように変更します。

【変更内容】
《トランプナイト招集》
・コスト5
→コスト6

《ダラダラ天使・エフェメラ》は『アグロロイヤル』の中心となるカードです。コスト4の潜伏フォロワーは、先攻時に非常に強く、後攻時にはプレイしにくいという極端な特性を持っていて、前述した先攻時の勝率が高い原因になっています。《ダラダラ天使・エフェメラ》は、能力に対してコストが低いカードであることと、コスト4が先攻勝率の問題になるため、変更します。

【変更内容】
《ダラダラ天使・エフェメラ》
・コスト4
→コスト5

■カード能力とコストの変更にともなう補償について
今回の変更にともなう補償として、10月30日のメンテナンス以降、期間限定で以下の対応を行います。

・《原初の竜使い》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:1000個 → 3500個
プレミアム版:2500個 → 3500個

・《トランプナイト招集》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:250個 → 800個
プレミアム版:600個 → 800個

・《ダラダラ天使・エフェメラ》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:10個 → 50個
プレミアム版:30個 → 50個

この対応は、10月30日のメンテナンスから次回以降のアップデートまでの期間限定であり、期間が過ぎると元の個数に戻ります。詳細な期間は、追ってお知らせいたします。

■カード能力とコストの変更にともなう2Pickのデッキについて
2Pickにてデッキに《原初の竜使い》《トランプナイト招集》《ダラダラ天使・エフェメラ》を編成した状態で中断していた場合、10月30日のメンテナンス以降、変更後のカード能力とコストになります。

■今後のカード能力とコストの変更について
Shadowverse運営事務局はユーザーの対戦データを集計し、より良いゲーム環境にするために、必要に応じてカード能力とコストを変更し、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更によって補償をいたします。今後も、事前にお知らせした日付で、カード能力とコストの変更の有無を発表し、変更がある場合は原則として発表の翌日にカード変更を行います。

発表の日付は以下を予定しています。

・11月28日発表、11月29日カード変更
・12月28日発表、12月29日カード変更

※日付は予定であり、変更する場合があります。
※「カード変更がない」場合も、その旨を発表します。

今後とも「Shadowverse」をよろしくお願いいたします。