6月28日メンテナンス時のカード能力の変更について
Shadowverse運営事務局です。
6月28日に予定しておりますメンテナンス時に、カード能力の変更を実施いたします。メンテナンスに先立ち、ご利用のお客様に、変更の内容と経緯をご説明いたします。
■概要
6月28日に予定しておりますメンテナンス時に、以下の変更を行います。
これにともない、6月28日のメンテナンス以降、期間限定で《ケリドウェン》を分解したときに得られるレッドエーテルの個数を変更いたします。
《魔将軍・ヘクター》《幻惑の奇術師》の変更は上方修正となるため、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更による補償は行いません。
■「アンリミテッド」フォーマットの『ケリドウェンネクロマンサー』デッキについて
「葬送」能力によって《ゼウス》などの高コストフォロワーを破壊し、《ケリドウェン》の進化時能力によって場に出すコンボを中心にしたネクロマンサークラスのデッキ(以下『ケリドウェンネクロマンサー』)は、「アンリミテッド」フォーマットで使用率の高いデッキのひとつです。6月上旬の対戦データを集計したところ、Masterランク以上では使用率10.7%で2位、Aランクでは使用率9.6%で1位でした。
第2弾カードパックで《ケリドウェン》が追加されたときに「葬送」能力はなく、5ターン目に《ケリドウェン》の進化時能力によって場に出るのはコスト4のフォロワーを想定していました。第7弾カードパックで「葬送」能力が追加されたとき、《ケリドウェン》の進化時能力とのコンボは想定していましたが、そのデッキの勝率と使用率について実際の対戦データを確認して、問題があった場合に《ケリドウェン》の能力を変更する予定でした。第7弾カードパック追加後の「アンリミテッド」フォーマットのゲーム環境では、『ケリドウェンネクロマンサー』は、能力の変更が必要なほどの勝率や使用率ではありませんでした。
第8弾カードパックで「葬送」能力を持つ低コストのカードが追加され、『ケリドウェンネクロマンサー』は前述したように使用率の高いデッキになりました。第9弾カードパック以降も様々な高コストフォロワーを追加する予定であり、《ケリドウェン》の能力を変更しない場合、『ケリドウェンネクロマンサー』の勝率と使用率は上がり続けると想定しています。そのため、「葬送」能力があることを前提に、《ケリドウェン》の進化時能力がコストに対して適正な強さになるように変更いたします。
【変更内容】
《ケリドウェン》
「【進化時】このバトル中に破壊された、コスト最大の自分のフォロワーと同名のフォロワー1体を場に出す。
(コスト最大のフォロワーが複数あるなら、その中からランダムに1体)」
→「【進化時】【リアニメイト】8」
■「アンリミテッド」フォーマットにてカード能力を変更前に戻す試みについて
初の、カード能力を変更前に戻す試みについて説明いたします。これまでShadowverse運営事務局は、ゲーム環境に問題があるとき、勝率や使用率が特に高いデッキタイプを、カードの枚数制限やカード能力の下方修正によって調整することで、ゲーム環境を適正化してきました。
今回Shadowverse運営事務局は、下方修正したカードを見直し、当時のゲーム環境では問題があったが、現在の「アンリミテッド」フォーマットのゲーム環境では大きな問題にならないと想定されるカードを検討しました。そのうえで、能力を下方修正する前に戻すことにより、「アンリミテッド」フォーマットのゲーム環境で使用率の低いデッキタイプを底上げすると想定されるカードを2枚選びました。選んだカードが想定通りにゲーム環境の多様化に貢献した場合、今後も「アンリミテッド」フォーマットのカードについて、能力を下方修正する前に戻すことを検討していきます。
【変更内容】
《魔将軍・ヘクター》
「【ファンファーレ】【ネクロマンス】8;ゾンビ2体を出す。(ネクロマンスしたかにかかわらず)ターン終了まで、自分の他のフォロワーすべては+2/+0されて、【突進】を持つ。」
→「【ファンファーレ】場が上限枚数になるまで「【ネクロマンス】3;ゾンビ1体を出す」をくり返す。その後、ターン終了まで、自分の他のフォロワーすべては+2/+0されて、【突進】を持つ。」
《幻惑の奇術師》
(進化前)体力1 (進化後)体力3
→(進化前)体力2 (進化後)体力4
※今回カード能力の変更を行う《魔将軍・ヘクター》《幻惑の奇術師》は「Tempest of the Gods / 神々の騒嵐」に収録されているカードです。「Tempest of the Gods / 神々の騒嵐」は6月28日のメンテナンス以降、ローテーションでは使用できません。
■変更にともなう補償について
今回の変更にともなう補償として、6月28日のメンテナンス以降、期間限定で以下の対応を行います。
《ケリドウェン》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:250個 → 800個
プレミアム版:600個 → 800個
この対応は、6月28日のメンテナンスから7月30日に予定しているメンテナンスまでの期間限定であり、期間が過ぎると元の個数に戻ります。
《魔将軍・ヘクター》《幻惑の奇術師》の変更は上方修正となるため、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更による補償は行いません。ご了承くださいますよう、お願いいたします。
■変更にともなう2Pickのデッキについて
2Pickにてデッキに《ケリドウェン》《魔将軍・ヘクター》《幻惑の奇術師》を編成した状態で中断していた場合、6月28日のメンテナンス以降、変更後のカード能力になります。
■今後について
Shadowverse運営事務局ではユーザーの対戦データを集計し、より良いゲーム環境にするために、必要に応じてカードの能力やコストを変更し、下方修正となる場合は分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更によって補償をいたします。デッキ構築戦のフォーマットには「アンリミテッド」と「ローテーション」の2つがあり、これらのゲーム環境を同時に適正化していきます。「アンリミテッド」では、カード変更が「ローテーション」に影響する場合などに、「アンリミテッド」での1枚制限カード指定や禁止カード指定を行います。
今後は、事前にお知らせした日付で、カード能力の変更の有無を発表し、変更がある場合は原則として発表の翌日に変更を行います。また、下記の日付以外でも、Shadowverse運営事務局が緊急と認めた場合には、カード能力の変更、制限指定、禁止指定などをすることによって、ゲーム環境を迅速に適正化いたします。
7月29日発表、7月30日カード変更
※日付は予定であり、変更する場合があります。
※「カード能力の変更がない」場合も、その旨を発表いたします。
今後とも「Shadowverse」をよろしくお願いいたします。