7月18日メンテナンス時のカード能力の変更について

Shadowverse運営事務局です。

事前にお知らせした日付ではありませんが、各種イベントや大会の日程を考慮し、7月18日のメンテナンス時にカード能力とコストの変更を行います。同時に「アンリミテッド」フォーマットにて、カード能力を変更前に戻す再変更をいたします。メンテナンスに先立ち、ご利用のお客様に、変更の内容と経緯をご説明いたします。

■概要
7月18日に予定しておりますメンテナンス時に、以下の変更を行います。

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これにともない、7月18日のメンテナンス以降、期間限定で《イピリア》《魔導狙撃士・ワルツ》《白と黒の決闘》《封じられた法典》《天狐の社》を分解したときに得られるレッドエーテルの個数を変更いたします。《水竜神の巫女》の変更は上方修正となるため、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更による補償は行いません。

■7月上旬の「ローテーション」フォーマットのゲーム環境について
7月上旬の高ランクユーザーの対戦データを集計したデッキタイプ別の勝率ベスト5は以下の通りです。

1位 56.6%『ミッドレンジロイヤル』(《騎士王・アーサー》を採用した、相手に応じて攻撃的にも守備的にも立ち回れる中速のデッキ)
2位 56.0%『天狐の社ビショップ』(《天狐の社》と回復カードのコンボを中心にしたデッキ)
3位 54.4%『アグロエルフ』(低コストのフォロワーを中心にした攻撃的なデッキ)
4位 52.5%『操り人形ネメシス』(《人形の少女・オーキス》と《操り人形》を加えるカードを組み合わせたデッキ)
5位 51.1%『聖獅子ビショップ』(《聖獅子の結晶》とそれを加えるカードを組み合わせたデッキ)

デッキタイプ別の使用率ベスト5は以下の通りです。

1位 15.9%『ミッドレンジロイヤル』
2位 12.4%『天狐の社ビショップ』
3位 10.9%『操り人形ネメシス』
4位 10.3%『聖獅子ビショップ』
5位 8.2%『アグロエルフ』

勝率ベスト3のデッキタイプは使用率でも上位にあり、「ローテーション」のゲーム環境は『ミッドレンジロイヤル』『天狐の社ビショップ』『アグロエルフ』の3強状態です。

『ミッドレンジロイヤル』『アグロエルフ』は、第9弾カードパックを追加する前の「ローテーション」のゲーム環境から上位のデッキタイプであり続けているため、カード能力の下方修正によって勝率と使用率を調整することで、ゲーム環境を多様化することが望ましいと考えております。変更するカードの選定や変更内容については、『ミッドレンジロイヤル』『アグロエルフ』に採用されているカードのなかから、変更した際のゲーム環境の多様化への貢献度を検討して決定しました。

『天狐の社ビショップ』は、同様のデッキタイプが「アンリミテッド」フォーマットの高ランクユーザーの対戦データにおいて、20.6%という非常に高い使用率となっています。そのため、中心カードの《天狐の社》と、中心カードを引きやすくする《封じられた法典》を、能力の強さに対して適正なコストになるように変更します。

【変更内容】
《イピリア》
コスト5
→コスト6

《魔導狙撃士・ワルツ》
(進化前)体力2 (進化後)体力4
→(進化前)体力1 (進化後)体力3

《白と黒の決闘》
「白の王・イメラ
黒の女王・マグナス
【チョイス】したカード1枚を手札に加える。
【エンハンス】6; 【チョイス】ではなく、白の王・イメラ1枚と黒の女王・マグナス1枚を手札に加え、自分のPPを6回復。」
→「白の王・イメラ
黒の女王・マグナス
【チョイス】したカード1枚を手札に加える。
【エンハンス】8; 【チョイス】ではなく、白の王・イメラ1枚と黒の女王・マグナス1枚を手札に加え、自分のPPを8回復。」

《封じられた法典》
コスト0
→コスト1

《天狐の社》
コスト4
→コスト5

■「アンリミテッド」フォーマットにてカード能力を変更前に戻す再変更について
6月28日のメンテナンス時に行った、《魔将軍・ヘクター》《幻惑の奇術師》を変更前に戻す再変更の結果をご報告いたします。

7月上旬の高ランクユーザーの「アンリミテッド」フォーマットの対戦データを集計したところ、『ミッドレンジネクロマンサー』(コストカーブの頂点に《魔将軍・ヘクター》を置いた、相手に応じて攻撃的にも守備的にも立ち回れる中速のデッキ)が勝率53.9%で4位、使用率8.6%で3位となっており、適正な範囲でゲーム環境の多様化に貢献しました。《幻惑の奇術師》を採用した『土の秘術ウィッチ』(土の秘術カードを中心にしたデッキ)の勝率と使用率も、再変更の前と比べて上がっています。

この結果を受けて、新たに1枚、《水竜神の巫女》の能力を変更前に戻すことにいたしました。現在、使用率0.8%の『ランプドラゴン』(序盤にPP最大値を増やす能力を使い、中盤から高コストのカードをプレイしていく、いわゆる「ランプ」戦術を使用したデッキ)を底上げすると想定しています。現在の「アンリミテッド」フォーマットの勝率上位のデッキには『復讐ヴァンパイア』『アグロドラゴン』など攻撃的なデッキが多くあります。回復能力を持つ《水竜神の巫女》を採用した『ランプドラゴン』の使用率が上がることで、攻撃的なデッキの勝率が下がり、ゲーム環境が適正化することも想定しています。

【変更内容】
《水竜神の巫女》
(進化前)攻撃力3/体力4 (進化後)攻撃力5/体力6
→(進化前)攻撃力4/体力5 (進化後)攻撃力6/体力7

■変更にともなう補償について
今回の変更にともなう補償として、7月18日のメンテナンス以降、期間限定で以下の対応を行います。

《イピリア》《封じられた法典》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:10個 → 50個
プレミアム版:30個 → 50個

《魔導狙撃士・ワルツ》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:50個 → 200個
プレミアム版:120個 → 200個

《白と黒の決闘》《天狐の社》を分解したときに得られるレッドエーテル
ノーマル版:250個 → 800個
プレミアム版:600個 → 800個

この対応は、7月18日のメンテナンスから8月20日に予定しているメンテナンスまでの期間限定であり、期間が過ぎると元の個数に戻ります。

《水竜神の巫女》の変更は上方修正となるため、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更による補償は行いません。ご了承くださいますよう、お願いいたします。

■変更にともなう2Pickのデッキについて
2Pickにてデッキに《イピリア》《魔導狙撃士・ワルツ》《白と黒の決闘》《封じられた法典》《天狐の社》《水竜神の巫女》を編成した状態で中断していた場合、7月18日のメンテナンス以降、変更後のカード能力になります。

■今後について
Shadowverse運営事務局ではユーザーの対戦データを集計し、より良いゲーム環境にするために、必要に応じてカードの能力やコストの変更、「アンリミテッド」での1枚制限カード指定や禁止カード指定を行います。下方修正となる場合や制限禁止指定を行う場合は、分解したときに得られるレッドエーテルの個数の変更によって補償をいたします。

今後は、事前にお知らせした日付で、カード能力の変更の有無を発表し、変更がある場合は原則として発表の翌日に変更を行います。また、下記の日付以外でも、Shadowverse運営事務局が緊急と認めた場合には、カード能力の変更、制限指定、禁止指定などをすることによって、ゲーム環境を迅速に適正化いたします。

8月19日発表、8月20日カード変更

※日付は予定であり、変更する場合があります。
※「カード能力の変更がない」場合も、その旨を発表いたします。

今後とも「Shadowverse」をよろしくお願いいたします。