kuroebiのトーナメント指南 第28回:RAGE GRAND FINALS振り返り

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Rage_logo_WH

「Tempest of the Gods/神々の騒嵐」という名の通り、神がかり的な激戦が相次いだRAGE Shadowverse Tempest of the Godsは、2017年6月10日ベルサール高田馬場にて決勝が開催され、戦いを制した新たなチャンピオンが誕生しました!

RAGE_決勝戦終了時

↑チャンピオン誕生の瞬間

RAGE_GRAND_FINALS_Enju選手

↑優勝は表彰式でようやくポーカーフェイスを崩した「西の秘密兵器」 Enju選手! 

RAGE_GRAND_FINALS_観客席

↑毎試合、劇的なドローや見事なプレイングに観客席も大盛り上がり

運命を分けたクラス選択

もはや恒例となった「3リーダー・BO5」というGRAND FINALSならではのルールですが、それと格闘し続けたファイナリストたちはどのようなデッキを選択したのでしょうか。

フタを開けてみればネクロマンサーとドラゴンをすべてのプレイヤーが選び、勝負の行方は第3のクラスとこれまで培ってきたプレイの練度次第という形になりました。

それではまず、各選手のクラス選択を見ていきましょう。

各選手の使用クラス内訳

名前:クラス1/クラス2/クラス3

ザイル:ネクロマンサー/ドラゴン/ビショップ

MAO:ネクロマンサー/ドラゴン/ウィッチ

Johnny@TRG:ネクロマンサー/ドラゴン/ビショップ

SOS:ネクロマンサー/ドラゴン/ヴァンパイア

Ellinor:ネクロマンサー/ドラゴン/ビショップ

マトモ:ネクロマンサー/ドラゴン/ヴァンパイア

Enju:ネクロマンサー/ドラゴン/ヴァンパイア

まる:ネクロマンサー/ドラゴン/ビショップ

フィールド最多となったのは、予選から安定した強さを見せたネクロマンサー・ドラゴン・ビショップでした。しかしその選択はGRAND FINALSにおいては予想されきったものだったと言えるでしょう。その王道構成に対抗するためのヴァンパイアに活路を見出したプレイヤーとビショップの総力戦は、すべてヴァンパイアを選んだ側に軍配が上がり、上位を独占しました。

Finalistデッキ紹介

今大会に向けて8名が調整を重ねたデッキは、まさに至極の一品でした。

ネクロマンサーはすべて《[[魔将軍・ヘクター]]》を軸としたデッキでしたがアプローチは異なり、特にJohnny@TRG選手とまる選手の《[[死神の手帳]]》を使い倒す構築からは「勝ちたい相手にもっと有利になりたい」という意志を感じます。

Johnny@TRG選手のネクロマンサーデッキ

Johnny_ネクロマンサー

まる選手のネクロマンサーデッキ

まる_ネクロマンサー

また、マトモ選手のドラゴンデッキはほかの選手が持ち込んだものとは違うアプローチで、高い勝率を叩き出しました。《[[荒牙の竜少女]]》《[[新たなる運命]]》の組み合わせに《[[大鎌の竜騎]]》《[[風の軍神・グリームニル]]》を追加のダメージ源として投入することで、勝ち切る力をデッキに宿すことに成功しています。

マトモ選手のドラゴンデッキ

マトモ_ドラゴン

4位入賞を果たしたザイル選手は、ビショップで《[[ヘヴンリーイージス]]》《[[天空の守護者・ガルラ]]》を合わせて使うアイディアを存分に活かして大きな戦果を上げました。またEllinor選手は今では懐かしい印象すらある《[[エイラの祈祷]]》を使用したビショップを使用。対ネクロマンサーデッキとして確かな手ごたえを感じていたようです。

ザイル選手のビショップデッキ

ザイル_ビショップ

Ellinor選手のビショップデッキ

Ellinor_ビショップ

1人独自路線を歩んだMAO選手は、超越ウィッチに望みを託しました。このデッキリストでは4/4以上のサイズのフォロワーをコンスタントに倒せるよう、《[[エラスムスの秘儀]]》を3枚採用して耐性をつけています。トーナメントではその真価を発揮することはできませんでしたが、記憶に残るデッキ選択だったかと思います。

MAO選手のウィッチデッキ

MAO_ウィッチ

そしてGRAND FINALSにて高い勝率を維持し続けたヴァンパイアは、まさに今大会の当たりデッキと呼ぶにふさわしいものでした。復讐に到達した後のカードパワーがすさまじいのはもとより、速攻デッキとしての完成度自体も非常に高いことが実証されたかと思います。

SOS選手のヴァンパイアデッキ

SOS_ヴァンパイア

そんな中、優勝したEnju選手の3つのデッキは至ってシンプルな構築主義によって成り立っています。ネクロマンサー・ドラゴン・ヴァンパイアがメインストリームであると仮定した上で、同型に強いカードをデッキにバランスを崩すことなく投入しきったのです。

ネクロマンサーは持久戦を見越した《[[スカルウィドウ]]》《[[不死の大王]]》の採用、ドラゴンは必殺を意識した《[[伊達政宗]]》の3枚投入、ヴァンパイアにおける《[[デモンストライク]]》《[[アルカード]]》、そして同型対決を制するための膨大な量の練習時間がEnju選手を優勝へと導きました。

Enju選手のネクロマンサーデッキ/ドラゴンデッキ/ヴァンパイアデッキ

Enju_ネクロマンサー-2Enju_ドラゴンEnju_ヴァンパイア

RAGE_GRAND_FINALS_決勝戦

↑Enju選手とSOS選手で争われた決勝は5戦目までもつれこんだ

次回、RAGE vol.5は8月12~13日に大阪予選、8月19~20日に東京予選が行なわれることが決定しました。

次のチャンピオンはあなたかもしれません。

次回_RAGE発表

↑表彰式にて次回RAGE開催が発表され、ステージ上の選手たちも興奮

全国高校生シャドウバース選手権・エントリー開始!

shadowverse-highschool_twitter

https://shadowverse-highschool.jp/

ついに、最強の高校生を決める戦いが始まります。

全国8会場で開催される予選を勝ち抜き、頂点に立つのはどの高校でしょうか?

シャドウバースの甲子園とも言うべきこの大会は、同じ学校に在籍する3人1組のチームによる申し込みが必須となります。ぜひ友達と誘い合わせてエントリーをお待ちしています!

次回予告

次回コラムでは「Wonderland Dreams / ワンダーランド・ドリームズ」の注目カードについて紹介していきたいと思います。

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kuroebi

ゲームライターおよび解説者。 デジタルTCGのプレイヤーとして数々の成績を挙げ、現在は主にWEB実況配信における解説者として活動。アジア大会などさまざまな大会で解説を行ない人気を博する一方、動画解説記事の執筆も手がけている。 シャドバで好きなクラスは、スペルが強力なウィッチ。

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