kuroebiのトーナメント指南 第11回:ファミ通CUPを楽しもう!見どころとルール

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あの興奮が再び。

2017年1発目の大規模賞金大会、「Shadowverse Rise of Bahamut 〜ファミ通CUP2017〜」の開催が近づいてきました。

今回は東西の各予選で、合わせて2200名の猛者たちが厳しい戦いに挑みます。「Rise of Bahamut/バハムート降臨」によって大きく変化した世界を制し、頂に立つのはいったい誰なのか? 今から楽しみで仕方ありません。

今回のコラムでは大会の見どころ、そして今回の予選大会のルールであるスイスドローについてご紹介いたします。

大会の見どころ

その1:予選を2か所で開催

今回、昨年行なわれた大規模賞金大会「RAGE VOL.3」とは大きく違うところが2点あります。

1点目は、予選が2か所で開催されるということです。2月4、5日に開催される東日本予選と2月18、19日に開催される西日本予選、それぞれ上位4名が決勝大会へと進出となるわけですが、先に東日本予選で勝ち抜いたデッキや使用クラス情報などが公開されるため、西日本予選は参加プレイヤーの環境理解が一歩深まった状態で実施されることになります。

倍率の上では東日本予選のほうが多くの応募者があったとのことですが、それも当然でしょう。「今、勝てるデッキ」を持っているプレイヤーは、先に開催される東日本予選に出ることに明確なメリットがありました。西日本予選は参加者全員が勝てるデッキを知っている状態でのスタートとなるため、参加者のレベルが一気に上昇、均等化されてさらなる激戦が予想されます。

RAGE_対戦中の写真

↑対戦中の大会参加選手(写真提供:RAGE)

その2:経験者の存在

そして2つ目は、すでに大規模賞金大会を経験したプレイヤーが存在する、という点です。

「RAGE VOL.3」を制した“ま”選手を筆頭に、長丁場を戦い抜いたことのあるプレイヤーたちが「Shadowverse Rise of Bahamut 〜ファミ通CUP2017〜」に向けてどのような準備をし、そして当日集まった強敵を前にどのような戦い方をするのか、興味は尽きません。彼ら大舞台の経験者が再びスポットライトの下まで駆け上がってくるのでしょうか、それとも新たなスターが誕生するのでしょうか。

皆様も観戦の際にはこういったところにも注目していただければ、より楽しめるかもしれません。

予選採用ルールとスイスドローについて

ファミ通CUPの各予選では2日間かけて、まずスイスドローという形式でプレーオフ進出者8名を決定し、さらにプレーオフで4名へと絞られます。以下の通り、決勝大会までは本当に厳しい道のりだということが見てとれます。

ファミ通CUP_決勝への道のり

予選大会と決勝大会のルールを大まかにまとめると、以下のようになります。

予選大会

  • 自身で選択した2クラスのデッキを用いてバトルする。
  • 対戦相手との試合は2本先取で勝敗を決定(Best of 3=どちらかが2勝するまで、最大で3戦行なう)。
  • 一度バトルに勝利したクラスは、同じ対戦相手には使用できない。(例:「エルフ」と「ロイヤル」の 2 デッキを用意し、1 バトル目を「エルフ」で勝利した場合、2 バトル目と 3 バトル目で使えるのは「ロイヤル」のみ)
  • DAY1に5勝0敗か4勝1敗したプレイヤーがDAY2に進出できる。
  • DAY1で2敗した選手は、その時点で大会から除外される。
  • DAY2はスイスドロー6回戦を行い、予選大会計11回戦の上位8名がプレーオフに進出し、さらにプレーオフで勝利した4名が決勝大会に進出できる。

 

決勝大会

  • 自身で選択した3クラスのデッキを用いてバトルする。
  • 対戦相手との試合は3本先取で勝敗を決定(Best of 5=どちらかが3勝するまで、最大で5戦行なう)。
  • 一度バトルに勝利したクラスは、同じ対戦相手には使用できない。

 

 スイスドローとは?

それでは、スイスドローとはどういった形式なのでしょうか。

簡単に説明すると、プレイヤーは自身の現在の勝敗数が同じか近いプレイヤーとマッチングし続ける、という形式です。例えば無敗のプレイヤーは無敗のプレイヤー同士で、1敗したプレイヤーは1敗したプレイヤー同士でマッチングしていくわけです。これを全11回戦繰り返し、上位8名を決定します。

ファミ通CUP_ラウンド数人数推移表

この表は、もし予選当選者1100名全員がトーナメントに参加した場合、1回戦(R1)、2回戦(R2)……と進むごとに無敗のプレイヤーと1敗のプレイヤーが何人ずつになるか、そして2日目は人数がどう推移していくかを示した例です。(小数点以下を四捨五入しているため、人数にずれがあります)

なるべく同じ成績同士で対戦するので、予選全11回戦を終えると全勝が1名、1敗が5名、2敗が25名となります。無敗および1敗の計6名は文句なくプレーオフに進出できますが、2敗の25名から2名のプレーオフ進出者を選ぶために、最終順位は以下の4点によって決定されます。

優先順位1:2日間の対戦相手の平均試合勝率

スイスドローの順位決定でもっとも重視される要素です。2日間で対戦した11名の対戦相手の平均試合勝率が高ければ高いほど、順位決定で優遇されます。

例えば対戦相手11名の勝率が平均して7勝だったプレイヤーAさんと、5勝だったBさんでは、Aさんのほうがより強いプレイヤーと戦ってきたと判断され、上位に位置することになるわけです。

優先順位2:2日間の自分のバトル勝率

もし優先順位1が同率だった場合、この要素で順位を決定します。今回の予選はBO3(2本先取)で各試合の勝敗を決めるため、例えば負けた試合の場合、結果が0勝2敗よりも1勝2敗のほうが優れていると判断し、順位が上になります。

優先順位3:2日間の対戦相手の平均バトル勝率

万一、優先順位1と2が両方とも同率だった場合にはこの要素を使用します。これまで対戦した11名の対戦相手のバトル勝率を平均し、それが高いほど順位が上になります。

優先順位4:くじ引き

ここまでもつれ込むことはまずないと思われますが、ここまでチェックしても順位が決まらなかった場合、最後は「運を持っているか」ということになりますね。

このように、スイスドローは強い相手とより多く当たったプレイヤーが優れていると判断され、成績面で優遇されるルールです。

またプレーオフに関しても、予選1位通過のプレイヤーと8位通過のプレイヤーが対戦、2位通過のプレイヤーと7位通過のプレイヤーが対戦……というように、予選をいい成績で勝ち上がってきたプレイヤーが優遇される組み合わせとなります。

勝敗による順位決定が複雑な分、より公平性が担保されているルールだと私は認識しており、予選を見守るのが非常に楽しみです。

また、進行例では1100名全員参加での数値を示しましたが、(あまり考えたくはないですが)もし予選参加者が大幅に減れば、プレーオフ進出のボーダーラインが2敗以下まで引き下げられることになります。参加者の皆様は冷静に参加人数を把握して、途中で敗北したとしても最後まで望みを捨てずにトーナメントに臨んでいただきたいと思います。

次回予告

今回はファミ通CUP2017東日本予選に向けて見どころとルールを紹介しましたが、次回は注目のデッキについて、各クラスの状況も交えて解説していきたいと思います。お楽しみに。