こちらでは初めまして、ニコニコ生放送の「シャドバスアカデミー」に講師役で出演している、天野さとしと申します。

現在、全国各地で「Shadowverse Event Support」による大会、通称「ES大会」が行なわれています。毎月400以上もの店舗で開催され、多くのユーザーが参加しています。

こちらの大会は、参加するだけで限定のエンブレムやリアルプロモーションカードがもらえるうえ、上位に入賞すればレッドエーテルを獲得することができます。

そんな折、なんとお風呂屋さんでES大会が開かれました！

7月20日、富山市内にある「ファボーレの湯」にて開催されたそのイベントの模様を取材するべく、筆者の出身地でもある富山へと足を運びました。

町おこしの一環

今回の大会を主催するのは、富山県高岡市にある「ゲームバーJOYN」の方々で、お風呂屋さんの「若い男性客を増やしたい」という声がきっかけだったそうです。

JOYNは高岡駅から徒歩5分ほどの場所にあり、通常は金曜・土曜のみ営業していますが、イベントがある日は日曜日も営業しています。店内ではドリンクや軽いフードメニューが販売されており、お酒を飲みながらテレビゲームやボードゲームを遊ぶこともできます。

JOYNではShadowverseの大会が定期的に開催されており、気軽に参加できるES大会のほかに、上位の人が招待制の大会に進めるランキングバトルなど、競技的な大会も開かれています。年始には餅つきイベントの後にShadowverseの大会を開いたり、酒蔵でのイベントを計画したりなど、地域に密着した大会を開いているのが特徴的です。

にぎやかな大会

いよいよ大会スタートです。

受付時間よりも1時間ほど早く到着する参加者が大勢いらっしゃいました。大会が始まる前にお風呂に入ったりご飯を食べたりする方もいて、店内が賑わいます。

全部で26名の参加者が集まり、うち初参加の方は7名ほどいらっしゃったようです。

大会はこちらの休憩スペースにて行なわれました。普段はお風呂に入ったお客様が休憩しながらテレビを見たり、ご飯を食べたりする場所です。ほかのお客様も興味深そうで、Shadowverseのことを知ってもらうきっかけにもなりそうです。

大会は全試合、リーダー変更なし、デッキ変更ありの1本先取で行なわれました。

ゲーム中に対戦者同士で話したり、対戦が終わった後にデッキについて検討したり、今後の環境についての予想を話し合ったりしている方たちが多く、大会中も大変にぎやかだったことが印象的です。

今大会でロイヤルを選択したのはただ1人でしたが、決勝戦はロイヤル対ヴァンパイアの対戦となりました。

決勝戦はプロジェクターで対戦画面が映され、観戦ができます。ここでもプレイヤーへの応援や、どのカードを使うべきかなどを話し合う声が聞こえてきました。

お互いに盤面を取り合う一進一退の攻防が続き、ロイヤル側が「このターン中、あと3ダメージあれば勝てる！」というところまで追い詰めたのですが、手札に《[[レヴィオンセイバー・アルベール]]》や《[[アルビダの号令]]》といったカードがなく、ダメージが足りません。返しのターン、場に《[[昏き底より出でる者]]》を2体並べて、一気に大ダメージを与えたヴァンパイア側が優勝となりました。

↑優勝者と、賞品のモバイルバッテリーを手に記念撮影

大会終了後はお風呂で一息

大会終了後はお風呂に入る方が多く、中には大会前と大会後で2回お風呂に入る方もいらっしゃいました。なお、ファボーレの湯では地下900ｍから湧き出る天然温泉を使用しており、富士山の溶岩を使った珍しい岩盤浴も楽しめます。

お食事処でご飯を食べることもできます。せっかく富山に来たなら、マグロ丼や海鮮丼といった海の幸を堪能するのもいいですね！お友達や家族連れで来店してみてはいかがでしょうか。

今回、久しぶりに富山へ帰ったのですが、地元の水道水のおいしさに驚きました。富山の水は立山の雪解け水から来ており、ミネラルを含むおいしい水のおかげで米や魚、お酒が名産となっています。もし富山へお越しの際は、富山の水、そして温泉をぜひ堪能してください。

また、富山県内ではほかに美容院でも大会が開かれていますし、ES大会はカードショップやゲームバーだけでなく、さまざまな飲食店やDVDレンタル屋さんなどでも開催されています。

まだ大会に参加したことがない方はぜひ、参加をご検討ください！ こちらのShadowverse Event Supportより、開催店舗を確認できます。開催の申請もこちらからできますので、大会を開いてみたいお店の方もぜひどうぞ。

それでは、またどこかのイベントでお会いしましょう。