kuroebiの「Starforged Legends / 星神の伝説」注目カード紹介・その1
はてしなく続く星空を舞台とした新パック「Starforged Legends / 星神の伝説」が9月28日にリリースされました。104枚の新たな星たちはどのような輝きを見せてくれるのでしょうか。
本コラムでは、私が「Starforged Legends / 星神の伝説」で特に注目しているカードを2回に分けてご紹介したいと思います。
ニュートラル
1度きりではありますがファンファーレを2回発動させるという興味深い能力です。組み合わせる相棒は多岐にわたりますが、可能であれば強力な能力を2回使いたいところ。
特に「星神の伝説」で一緒にリリースされたカードには《[[ロキ]]》とのコンビネーションを狙いたくなるようなものが多く含まれていますので、皆が驚くような最高のファンファーレを目指してみてはいかがでしょうか。
攻撃力の高いフォロワーをぶつけるだけでも十分な能力ですが、積極的に狙っていきたいのは強力なラストワードを持つフォロワーとの組み合わせです。
また、《[[ゾディアックデーモン]]》は場に出すカードを選択できるのも強みであり、状況に合わせてさまざまなオプションを持たせることができるならより強力なカードとして機能するでしょう。
5コスト5/5という素晴らしいステータスを持つフォロワーで、エンハンス能力も強力、と言うことなしの《[[ブリンディ]]》。バトルの中盤から終盤にかけて、激しいプレッシャーを対戦相手にしかけられます。エンハンス能力はランダムとはいえ、プレイするだけで大きく得をするカードと言えるでしょう。
エルフ
《[[カシオペア]]》の登場によって、エルフの手札枚数管理の重要性がさらに高まりました。《[[森の意志]]》を内蔵したフォロワーですが、進化することによって取りこぼしたフォロワーまでも倒すことができます。
これによりエルフでの中盤戦は、場を制することがかなり容易になったと言えるでしょう。
シャドウバース初期を象徴するカードである《[[収穫祭]]》は、「星神の伝説」でも圧倒的な存在感を見せることができるでしょうか。
《[[ヴィーナス]]》で手に入れた《[[収穫祭]]》は0コストなので、《[[ヴィーナス]]》→《[[収穫祭]]》→軽いコストのカードとつなげて即座にドローすることができ、手札が減らないフォロワーとして重宝します。
カードの枚数が重要なエルフにとって、まさしく“女神”となれるのか注目です。
《[[イピリア]]》は1ターンだけではありますが、潜伏で身を守り、次ターンには着実に攻撃を行なうことができます。
潜伏を持つフォロワーは倒しにくさに定評があり、攻撃的なものであればあるほど評価が高まっていきます。《[[イピリア]]》はその高い攻撃力から、攻撃的なエルフデッキを後押ししてくれるカードとなりそうです。
ロイヤル
突進と相性のよいステータス、そして強力なラストワードにより何度でも蘇る《[[バルバロッサ]]》は、相手にとって悪夢以外の何物でもありません。何より不利な状況で蘇った《[[バルバロッサ]]》は2コストと規格外で再登場でき、逆転の足がかりとしてしっかり機能してくれます。
激戦区であるロイヤルの5コスト帯のカードの中でも、確かな存在感を示してくれそうです。
コストを絞って指揮官フォロワーを入手することができる《[[太陽の槍・ルー]]》によって、プレイヤーはどの指揮官を選択するか、バトルスピードをどこに設定するのか、というぜいたくな悩みに直面することになります。エンハンスまで視野に入れると長期戦でもしっかり戦うことができますが、デッキに用いるカードの幅はさらに広くなり、非常に柔軟なデッキ構築に寄与してくれることでしょう。
「星神の伝説」にも魅力的な指揮官フォロワーが収録されていますので、うまく組み合わせて活躍させたいですね。
《[[ペルセウス]]》は、ロイヤル待望の1コスト指揮官フォロワーです。
指揮官が場にいる際にボーナスを得られるフォロワーが2ターン目から活躍できますし、《[[プリンセスヴァンガード]]》のような、コスト1のカードを強化するタイプのカードと組み合わせてもバッチリ。
ロイヤルならではの1ターン目からの攻防を支えるキーカードとして、見る機会も増えそうです。
ウィッチ
《[[星読みの魔女・ステラ]]》は他のクラスのフォロワー6種のうちの1枚を毎ターン手に入れるという、2コストとしては破格の能力。先攻2ターン目にプレイすればおおむね2枚のフォロワーが手に入りますし、後攻でも最低1枚は確約されています。
また入手したフォロワーによってはウィッチの特性と噛み合ってさらなるカード差を生み出すことができるため、さまざまなウィッチデッキでの採用が期待されます。
スペルブーストに限界はない、と言わんばかりの能力を持つフォロワーです。プレイするだけで勝つ権利が与えられることもありうる能力ですが、盤面制圧目的でプレイしても十分に活躍してくれます。
今回、さらにスペルが充実したため、この《[[ギガントキマイラ]]》によるフィニッシュが多発することになるかもしれません。
土の印を使う土の印。特に《[[魔女の大釜]]》との組み合わせは魅力で、2ターン目から一気に手札を補充することで滑らかな展開を実現します。
そのままプレイして土の秘術の糧にするもOK、引きすぎた土の印を他のカードに変換するもOKで、土の秘術を扱うデッキならば特にストレスなく《[[星見の望遠鏡]]》を投入し、プレイすることができるでしょう。
次回予告
次回は引き続き、残りの4クラスについて注目カードをピックアップしていきたいと思います。それではまた来週お会いしましょう。
※ このコラムは「9月28日メンテナンス時のカード能力とコストの変更について」の発表前に書かれました。また、このコラムは公式ライターkuroebi氏視点での注目カード紹介です。運営事務局がカードを評価したコラムではありません。