kuroebiの「Starforged Legends / 星神の伝説」2Pickカード紹介・その2

2Pick

前回に引き続き、「Starforged Legends / 星神の伝説」の2Pick注目カードについてご紹介していきましょう。

2Pickと構築戦の違いや、意識したほうがいい点については過去に解説していますので、そちらも合わせてご覧ください。

 

ドラゴン

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これまでの2Pickコラムでも言及してきましたが、エンハンスを持つカードは活躍できる期間が長いため重宝します。中でも、序盤に引いても後半に引いても役に立つカードというのはできるかぎり欲しいものです。

《[[ベオウルフ]]》は3コスト2/3という使いやすいサイズを持ち、しかもエンハンス時には中盤から終盤まで腐るシーンが非常に少ない除去カードとして優秀な効果を発揮してくれます。相手のフィニッシャーに対する回答として温存することを視野に入れ、状況に応じて立ち回るのが有効でしょう。

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使いやすい除去スペルとしての役割も大きいですが、エンハンスでのドロー効果が非常に強力な《[[誓いの一撃]]》。特に終盤は手札の枚数が少なくなることが懸念されますが、そんな時に引いても安定したダメージを見込めるのは大きいです。

気をつけなければいけないのは、参照するのがドラゴン・カードだということ。2Pickでは30枚のデッキの中にニュートラルのカードがある程度入りますので、ダメージの期待値は常に意識しましょう。

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場への即効性は期待できないものの、1枚のカードから3枚の《[[ドラゴン]]》が登場する様は圧巻。シルバーレアの枠でバトルを決定づけるフィニッシャーを押さえられるのは単純にメリットですし、この《[[竜の峡谷]]》自体が対処されにくいアミュレットなので、ドラゴンらしいPPブースト戦略やコントロール戦略の締めくくりにマッチするカードです。

ネクロマンサー

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場持ちのいいラストワード効果を持ち、そしてその付与条件がそこまで厳しくないため、《[[カストール]]》は先攻4ターン目を埋めるのに最適なカードの1つと言えるでしょう。

後攻側の4ターン目には進化が使えるため、4ターン目にプレイしたフォロワーは仕事をする前に倒されてしまいやすいのですが、《[[カストール]]》はたとえ相手の進化で倒されたとしても相手に盤面の優位を確立させることなくバトルを継続できます。先攻の際にはこういったフォロワーを駆使してうまく立ち回りましょう。

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《[[漆黒の剣鬼]]》は悪くないサイズの守護フォロワーでありながら、ネクロマンス2という低コストでダメージを飛ばせる、ネクロマンサーの中核を担うポテンシャルを持つカードです。

進化によって場の優位の取り合いが行なわれている最中でも進化ポイントを温存しながらしっかりと働いてくれますし、2体のフォロワーを処理することで多少の不利を跳ね返すことができます。特に2Pickでは墓場の使い道が限定的なので、こういった有効活用できるカードの価値は高いですね。

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1枚のカードで一気にフォロワーが4体出る、というのも驚異的ですが、限定的ながら戦闘補助効果も兼ね備えており、終盤には無類の強さを発揮してくれそうです。

《[[ルナルの死霊術師・リュート]]》は墓場を一気に増やせるうえ、《[[デーモンイーター]]》《[[マッドハッター]]》といった自分のフォロワーを破壊して効果を及ぼすカードとの相性も良好。また相手はすべてのフォロワーを効率よく対処するのが難しいので、2Pickでの決定打として十分カウントできるパワーを持つカードです。

ヴァンパイア

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《[[エウリュアレー]]》は場に登場するだけで厄介なフォロワーとして、4ターン目にぜひプレイしたいカードです。必殺と守護の両方を持つことで相手が進化を有効に使うのを難しくさせますし、脇に控えるフォロワーをスペルから守る効果も役に立つでしょう。

守護と必殺はバトル後半でも役に立つので、2Pickでは優先的に取っても問題ありません。

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突進による除去、そして相手を倒しながら自身が生き残ることで他のフォロワーへさらなるダメージを与えられるのが優秀な《[[フェンリル]]》

ヴァンパイアのフォロワーはこうした除去能力を兼ね備えたものが多く、相手とのカード枚数差を生みやすいのが利点として挙げられます。こういったカードへの嗅覚を常に絶やさずにピックを行ないましょう。

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「Starforged Legends / 星神の伝説」におけるヴァンパイアのテーマの1つに《[[毒蛇]]》があります。《[[毒蛇]]》を活かすカードの中でも、特に盤面制圧能力が高い《[[ステンノ]]》は進化ポイントが枯渇しやすい7ターン目の登場ということで、相手にすると非常に厄介なフォロワーです。《[[毒蛇]]》自体がこの《[[ステンノ]]》のダメージをサポートする役割を持ち、打ち漏らした相手のフォロワーへのプレッシャーとして機能します。

最初のカード選択で《[[ステンノ]]》と巡り会えたならば、《[[毒蛇]]》を出すカードは優先的にピックしたいですね。

ビショップ

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《[[焼けた鉄靴]]》は小回りの利く除去カードとして十分評価に値しますが、進化合戦が起こるターンにラストワードによるプレッシャーがかけられるということで、相手の選択肢を狭める手伝いもしてくれる優秀な1枚。

こういった除去カードは2Pickにおいては旬が長く、フォロワーよりも優先される傾向にありますが、直接的に勝ちにつながるカードではないので取り過ぎには注意が必要です。

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進化で付与される2回攻撃効果によって、多大なアドバンテージを得られる可能性を持つのがこの《[[神殿の狂鬼]]》です。相手の細かいフォロワーを無傷で処理、また《[[ダークジャンヌ]]》での強化というコンボも可能で、ビショップのさまざまなカードとの組み合わせにも期待がかかります。

地味ながら攻撃時に発生する体力増量によって有利に戦闘を行なえるチャンスがあるのも嬉しいところですね。

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ビショップのお家芸であるカウントダウンアミュレットのラストワードを即座に発動させながら、そのカード自体も復活させるというコンボカード的側面に注目したい1枚。

強さ自体は相方次第ではあるものの、フォロワーにも使用できるので、戦闘ですり減った体力をリフレッシュさせるという使い方など、意外に用途は広いです。体力が高いフォロワーを多く有するビショップならではの玄人芸を見せてくれるでしょう。

このように2Pickでは、通常対戦とは異なる視点でカードを見ていく必要があります。このコラムで2Pickに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

次回予告

次回はいよいよスタートするRAGE Shadowverse Starforged Legendsの予選についてです。お楽しみに。