シャドバフェス!レポート第1回「RAGE Shadowverse Pro League開幕戦」編

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Cygamesがおくる本格スマホカードバトル「Shadowverse」超大型イベント「シャドバフェス!」が2018年5月5日、6日の2日間、千葉県の幕張メッセで開催されました。ご来場いただいた皆さま、インターネット配信でお楽しみいただいた皆さま、誠にありがとうございました。

本コラムでは全3回でイベントの模様をレポートしていきます。第1回はこの「シャドバフェス!」でついに開幕を迎えた「RAGE Shadowverse Pro League」についてお届けします。

4チームによる全12節の戦いの火ぶたを切る

「RAGE Shadowverse Pro League」には「au デトネーション」「名古屋OJA ベビースター」「レバンガ☆SAPPORO」「よしもとLibalent」の4チームが参加しています。この4チームで12節のリーグ戦を行ない、総合成績が1位と2位のチームによるシーズンファイナルによってチャンピオンチームが決定します。

開幕戦となった今回の「シャドバフェス!」では5月5日に「au デトネーション」対「名古屋OJA ベビースター」、6日に「レバンガ☆SAPPORO」対「よしもとLibalent」の対戦が組まれました。

5日の試合前にはガチャピンとムックがステージに登場し、開幕戦の公式サポーターおよび幕間でのSNSにおけるクイズのプレゼンターとなることが発表され、会場を沸かせました。

そして両リーグの選手が登壇、続いて登壇した青村陽介コミッショナーにより「RAGE Shadowverse Pro League」の開幕が宣言され、続いてau デトネーションと名古屋OJA ベビースターの試合がスタートしました。本ラウンドの試合は「2Pick(BO1)・ローテーション(BO3)・ローテーション(BO3)」の全3試合で行なわれ、2試合を取ったチームが勝利となり勝ち点1を獲得します。

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Day1:au デトネーション VS 名古屋OJA ベビースター

試合は2Pickからスタート。

au デトネーションからはShinkey選手、名古屋OJA ベビースターからはさに選手が出場、まずはShinkey選手のピックがモニターに映し出されます。

リーダーにエルフを選んだShinkey選手は《[[ヴィーナス]]》をピックしミッドレンジ志向のデッキを組むべくカードを取っていきますが2コストのフォロワーに恵まれず、さらにフィニッシャーとなるカードも《[[イピリア]]》のみという厳しい展開に。2枚取れた《[[バッタの指揮者]]》によるサーチで《[[大魔法の妖精・リラ]]》にアクセスしてゲームを組み立てたいところです。

続いて、さに選手のピックに移ります。

ロイヤルを選んださに選手の初手は《[[バルバロッサ]]》《[[空の指揮官・セリア]]》という最高と言える内容に。これには観客席も大きな歓声とどよめきに包まれました。

その後も《[[フレイルナイト]]》《[[角冠の王]]》など、体力1の《[[フェアリー]]》を多用するエルフに効果的なカードが自然と取れる好調な流れで、極めつけに最後のピックで2枚目の《[[バルバロッサ]]》が登場!

しかし、ここで安易に《[[バルバロッサ]]》に飛びつかないのがプロのバランス感覚。もう片方で出ていた《[[白と黒の決闘]]》をピックしデッキ内のコストバランスを整えます。この冷静な立ち回りには当日解説を務めていたkuroebiさんも「これぞプロ!」と感服していました。

試合では2ターン目にカードを出せずスキップすることになったShinkey選手に対して順調に戦力を展開したさに選手が後攻4ターン目に《[[白の王・イメラ]]》を絡めた動きで一気にフォロワーを3体除去してペースをつかみます。

Shinkey選手も《[[妖精の調べ]]》による強化で戦線を立て直そうとしますが、さに選手は攻め手を途切れさせることなく《[[ホワイトジェネラル]]》などを駆使して盤面を処理しつつリーダーを攻撃するフォロワーを強化し、またたく間に勝利。名古屋OJA ベビースターが1-0と先行しました。

勝利したさに選手はチーム内で2Pick担当となった自分の役職をしっかり務められたことに安堵の表情を浮かべつつ、チームのために1勝をあげられたことに満面の笑みで喜びを表していました。

続いて第2試合、au デトネーションのEnju選手と名古屋OJA ベビースターのSOS選手のローテーション・BO3での対戦が始まります。これまでも大舞台で戦ったことのある2人による試合だけに、会場も実況席も好ゲームに期待しているようでした。

使用デッキはEnju選手がジンジャーウィッチとコントロールエルフ、SOS選手がミッドレンジロイヤルと教会ビショップという選択でした。

第1ゲームはジンジャーウィッチとミッドレンジロイヤルがマッチング。SOS選手は初手に来た《[[白と黒の決闘]]》をデッキに戻すかをしばらく考えた後にキープ。1ターン目に動けるカードであっても盲目的にキープせず、よりよい動きを探っていきます。

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ゲームは後手4ターン目の《[[白の王・イメラ]]》から動きます。複数のフォロワーを展開するSOS選手に対してEnju選手はニュートラルカードを引き込めず《[[ヘクトル]]》の能力を使えません。やむなく《[[ルナルの魔術師・プリス]]》で押し返そうとしますが、SOS選手は《[[円卓の騎士・ガウェイン]]》で指揮官カードのコストを下げると、続くターン《[[静かなる炎将・マーズ]]》《[[先陣の騎兵]]》を一気に展開。さらに7ターン目、8ターン目には《[[スカイフォートレス]]》を連続でプレイしてEnju選手に反撃の糸口を見つけさせずに押し切りました。

SOS選手が教会ビショップにデッキを変更して始まった第2ゲームではEnju選手が《[[スイーツウィッチ]]》から《[[純心の歌い手]]》と手札を減らさないスタートを切ります。これに対してSOS選手は《[[漆黒の法典]]》《[[純心の歌い手]]》の能力を使わせずに除去し、さらに《[[愚神礼賛]]》と場をコントロールしていきます。

手札には《[[言霊遣い・ジンジャー]]》をはじめとするコンボパーツがそろっていくものの、なかなか盤面でプレッシャーをかけられないEnju選手に対して、SOS選手は《[[詠唱:宝石の甲羅]]》2枚から《[[三月ウサギのお茶会]]》で戦線を一気に強化。さらに《[[鉄槌の僧侶]]》と進化時に除去ができるフォロワーで盤面を制圧します。こうして高体力のフォロワーが並んだところで7ターン目にはデッキに1枚の《[[ダークジャンヌ]]》をトップデッキ! 攻撃力が飛躍的に高まり《[[言霊遣い・ジンジャー]]》が本領を発揮する9ターン目を迎えさせることなく勝利しました。

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試合後SOS選手は、Enju選手とは大舞台での縁があるためデッキリストが発表されてからの短い時間で数十戦のトレーニングをしていたことを明かし、構築フォーマットで初めてEnju選手に勝利できたことを大いに喜んでいました。これにより2-0で名古屋OJA ベビースターの勝利が決定。しかし、リーグ戦では勝ち点が同じ場合はよりよい成績を残しているチームの順位が上になるため、勝敗が決まった後の3試合目も重要な意味を持ちます。

3試合目はau デトネーションのミル選手と名古屋OJA ベビースターのあるじ選手の対戦に。

第1ゲームはミル選手がミッドレンジロイヤル、あるじ選手がアグロエルフを選択します。

2ターン目をパスすることになったミル選手に対して、あるじ選手が《[[スターリーエルフ]]》を出す立ち上がり。これによってもたらされた《[[茨の森]]》であるじ選手はカードアドバンテージを獲得していきますが、ミル選手も《[[希望の戦術家・セリア]]》でフォロワーを展開、お互いにフォロワーが並んだところでミル選手がエンハンスした《[[嵐の槍使い]]》をプレイ、あるじ選手の戦線を壊滅させます。あるじ選手も再度の《[[茨の森]]》でフォロワーの攻撃力を疑似的に上昇させつつ、カードの使用回数を稼いでからの《[[インセクトキング]]》で応じますが《[[静かなる炎将・マーズ]]》《[[希望の戦術家・セリア]]》で盤面を再構成してからの《[[スカイフォートレス]]》で攻防一体の大型フォロワーを作り出したミル選手が第1ゲームを勝利しました。

第2ゲームはミル選手がミッドレンジネメシスにデッキ変更。

このゲームではあるじ選手の《[[茨の森]]》が大活躍します。体力1の《[[ハーメルン]]》《[[造られし命・ミリアム]]》《[[エンシェントアーティファクト]]》などに仕事をさせません。EPがある状態で《[[イピリア]]》を出したときには既に体力を7まで減らしている、まさにアグロエルフの面目躍如というかたちであるじ選手がスコアをイーブンに戻します。

第3ゲームでは、これぞプロと言わんばかりのスーパープレイが登場します。

ジンジャーウィッチへデッキチェンジをしたあるじ選手に対して、ミル選手は序盤から《[[言霊遣い・ジンジャー]]》が登場する9ターン目に照準を合わせたプレイング。

《[[言霊遣い・ジンジャー]]》《[[ゼウス]]》《[[ゼウス]]》と圧倒的な盤面を作り出したあるじ選手に対して《[[加速装置]]》から軽量アーティファクトフォロワーを連打し体力7、体力10、体力10の重量級フォロワーをわずか1ターンの間にすべて倒しきります。1ターンの制限時間ぴったりに全てのフォロワーを倒しきるこのビッグプレイに会場から大歓声がわきました。さらに次のターンに満を持してミル選手がエンハンスでプレイした《[[造られし獣人・サフィラ]]》の攻撃力はあるじ選手の残体力と同じ16! わずか2ターンの間にジンジャーウィッチの必殺技ともいえる展開をさばき、そして相手の体力を一撃のもとに削りきったミル選手の卓絶したテクニックは会場だけでなく配信を見ていた大勢のプレイヤーをも魅了し、SNS上で大きな話題となりました。

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試合後、チームとしては敗北したものの名古屋OJA ベビースターに一矢報いたミル選手は「かたき討ちのつもりで挑んだ」と、チームメイトの無念を晴らせたことに満足した様子を見せつつも、チームの敗因に関してはじっくりと検証し今後の戦いに活かしていくと次節以降の巻き返しを誓っていました。

こうして「RAGE Shadowverse Pro League」の初日が終了しました。

ショートインタビュー:名古屋OJA ベビースター

試合後、見事開幕戦に勝利した名古屋OJA ベビースターにインタビューを行なったので、その模様をお届けします。

――まずは初戦勝利おめでとうございます。プロリーグでの戦いはいかがでしたか。

SOS:緊張はしましたが、プレッシャーを感じすぎずにプレイできたと思っています。個人的なことではやはり、これまでも大舞台で戦っているEnjuさんに初めて構築フォーマットで勝てたことがうれしいですね。

あるじ:これまでも自分のプレイを客観的に見るということは意識していましたので、より正着手やミスに対するチェックの濃度は上がったものの普段通りプレイできたかと思います。ミスがなかったわけではありませんが、まずは何よりチームの勝利を喜びたいですね。

さに:私は最終的に「ミスを0にする」という目標を持ってゲームをしていて、そういった意味では今回はデッキの完成度も含めて100点中75点くらいの出来だったと思っています。ピック中に悩んだ選択が勝ちにつながったことをうれしく思いますが、悩むということはまだ完全な確信をもってピックができていないということです。チームが勝利できたことはとても喜ばしいですが、この結果に油断せずしっかりと過程を検証し、次に活かしたいと思います。

えすぴー:今回はリザーバーでしたが、メンバーが皆、大舞台でも大筋でミスをすることなく冷静に立ち回っていたことに安心感をおぼえるとともに感心しました。私も次節以降試合に出るときは、チームメイト同様に普段の力を出せるようにしたいと思います。

――これからまだ11節に及ぶ試合が残っています。

あるじ:今回は初戦ということで、どのチームもまだ一種の手探り状態だったと思います。しかし、これからは相手のデータもそろってくるので情報戦の側面が出てくるでしょう。

さに:いずれは野球でいうシフト守備のような、相手チームの構成に合わせてデッキ選択を大胆に変えるというようなことになるかもしれませんね。

あるじ:単純なデッキの相性やプレイングでなく、特定の選手が特定のデッキを使っているがゆえの読み合いといったような駆け引きが生まれてくると考えると、これからどれだけすごい戦いができるか、見られるかと血がわいてくるような気分になりますね。

――次節以降への意気込みを聞かせていただけますか。

SOS:今回は勝利することができましたが、まだまだ長い戦いが残っています。この結果に油断せずチーム一丸となって戦っていきたいと思います!

あるじ:うちはデータを武器に戦えるチームです。それゆえにスロースターターな側面があると思っていましたが初戦から勝利することができました。この勢いも活かして優勝を狙っていきます!

さに:今回は私のデッキが強く構築でき、Shinkey選手のデッキがあまり強く構築できなかったという幸運もありました。リーグ戦のなかには必ず私にとって厳しい局面が現れるでしょう。2Pickは必ず先鋒戦になるということもあり責任も大きいと感じています。そういったなかでしっかりとチームに貢献していけるようにがんばります!

えすぴー:いま、とてもチームとしてしっかりコミュニケーションが取れていて、この状態が維持できれば皆がすごいパフォーマンスを出せると思います。次節以降も個人の力だけでなくチームとしての力を発揮して1戦1戦、勝利を目指していきたいです!

――ありがとうございました。

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Day2 レバンガ☆SAPPORO vs よしもとLibalent

2日目にはレバンガ☆SAPPOROとよしもとLibalentの対戦が行われました。

先鋒戦となる2Pickではレバンガ☆SAPPOROのTatsuno選手とよしもとLibalentのkeisuke3選手が激突。

Tatsuno選手はエルフを選択、強力な除去能力を持つ《[[カシオペア]]》《[[新緑の加護]]》からピックをスタート。その後も《[[茨の森]]》《[[紅弓のエルフ]]》がセットになった束が2つ出るなど、強力なデッキを組み上げていきます。

対してkeisuke3選手はヴァンパイアを選択。こちらも一撃で大ダメージを狙える《[[昏き底より出でる者]]》から、エンハンスで《[[昏き底より出でる者]]》を出せるようになる《[[バンダースナッチ]]》をピックできるなど、好調な滑り出しを見せます。しかし中盤以降ややカードに恵まれず、体力1のフォロワーを一掃できる《[[パズズ]]》など活躍しそうなカードはあるものの、扱いが不自由な《[[呪いのカカシ]]》などもデッキに入ってしまいます。

そして始まったゲームはエルフがその展開力を存分に見せつけるものとなりました。

1ターン目《[[ウォーターフェアリー]]》、2ターン目《[[ティートル・ディ&ダム]]》と最序盤から一気に展開、《[[絡み付く鎖]]》《[[ティートル・ディ&ダム]]》は除去されますが意に介さず《[[フェアリーウィスパラー]]》《[[フェアリー]]》とフォロワーの頭数を増やしていきます。極めつけは5ターン目の動きで、Tatsuno選手は手札の《[[フェアリー]]》を3枚出すと同時にこのターン引いてきた《[[妖精の調べ]]》で圧倒的な盤面を作り上げます。keisuke3選手も何とかこの展開に追いすがろうとしますが、Tatsuno選手は冷静に攻撃力1の《[[フェアリーウィスパラー]]》をすでに使い終わっていることを確認すると《[[バッタの指揮者]]》《[[インセクトキング]]》をサーチ。これでkeisuke3選手の防壁を突き破り、そのまま勝利しました。

レバンガ☆SAPPOROのリードで迎えた第2試合は、レバンガ☆SAPPOROのさわさき選手とよしもとLibalentのけんぴ選手の戦いに。

第1ゲームはさわさき選手がミッドレンジネメシス、けんぴ選手がミッドレンジロイヤル。後攻3ターン目の《[[静かなる炎将・マーズ]]》が生き残るところから怒涛の展開。けんぴ選手が《[[白と黒の決闘]]》を使っていたため《[[白の王・イメラ]]》を出されるのを嫌ってさわさき選手が4ターン目をパスすると、けんぴ選手は《[[円卓の騎士・ガウェイン]]》を出します。《[[静かなる炎将・マーズ]]》で体力が5になった《[[円卓の騎士・ガウェイン]]》を対処できず、さらに続くターンには《[[ルミナスメイジ]]》までもが登場。相手のスキを見逃さず、場に残ることで多大なアドバンテージを稼ぎ出すフォロワーを連打したけんぴ選手がまずは先勝しました。

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第2ゲーム、さわさき選手はドラゴンにデッキチェンジ。

けんぴ選手が攻め、さわさき選手が除去で対応する流れが序盤から中盤まで続きます。一進一退の攻防のなかで決め手となったのは《[[プライムアーティファクト]]》。無限に復活するこの巨大フォロワーを前に相手をコントロールしきるのは不可能と判断したさわさき選手は《[[ゼウス]]》などでリーダーを攻撃していくスタンスを取ります。しかし、これを冷静に《[[マグナレガシー]]》で対処し、逆にけんぴ選手が戦場をコントロールしきって2ゲーム連取で勝利。3戦目につなげます。

第3試合はレバンガ☆SAPPOROの真春選手とよしもとLibalentのふぇぐ選手のマッチアップ。

同じエルフでありながら、コントロール型の真春選手に対してふぇぐ選手はアグロ型を選択。序盤は先攻の真春選手が落ち着いて盤面をさばいていきますが《[[茨の森]]》の有無が徐々に響き、戦況はふぇぐ選手有利に。潜伏で確実に体力を奪う《[[イピリア]]》に追いつめられた真春選手は《[[カシオペア]]》に最後の望みをかけますが、ランダムダメージで倒しきることができず、ふぇぐ選手が先勝します。

第2ゲームはふぇぐ選手がジンジャーウィッチに、真春選手がミッドレンジロイヤルにデッキチェンジ。お互いに盤面に有利を確立できないままゲームは進みふぇぐ選手が《[[言霊遣い・ジンジャー]]》を出すも、盤面を制圧できません。逆に真春選手は《[[騎士王・アーサー]]》《[[バルバロッサ]]》が並ぶ盤面に《[[スカイフォートレス]]》を追加、ふぇぐ選手の守護フォロワーを突破して勝利し、運命の第3ゲームへともつれこみます。

ジンジャーウィッチとコントロールエルフの戦いとなった第3ゲームでは、一手の選択が大きく勝敗をわけることとなりました。

まず1つ目の選択は、7ターン目に《[[クリスタリア・エリン]]》を使うか、それとも1ターン待ってエンハンスでプレイするかを迫られた真春選手の選択。ここで真春選手はプレイすることを選びますが、これをふぇぐ選手は《[[ルナルの魔術師・プリス]]》でしっかり処理。堅牢な《[[クリスタリア・エリン]]》に大きな仕事をさせずに退場させます。続いての選択は真春選手の第9ターン。10ターン目に《[[ジャングルの守護者]]》をエンハンスでプレイして一気に体力を削って勝利するプランを立てていましたが、そのプランはふぇぐ選手が《[[言霊遣い・ジンジャー]]》から《[[ゼウス]]》を出してきた場合、崩壊してしまいます。真春選手は《[[ゼウス]]》にも対抗できるカードとして《[[キングエレファント]]》を高い攻撃力で展開できるようにするためか、第9ターンをパスします。しかし、ふぇぐ選手の手に《[[言霊遣い・ジンジャー]]》はなく、代わりにプレイされたのは《[[イスラーフィール]]》。これで体力を安全圏に回復したふぇぐ選手がゲームを支配し、最後は真春選手の守護フォロワーを《[[ルナルの魔術師・プリス]]》で突破、チームに勝利をもたらしました。

ショートインタビュー:よしもとLibalent

試合後、第1ラウンドに勝利となったよしもとLibalentにインタビューを行なったので、その模様をお届けします。

――初戦の勝利おめでとうございます。初戦を戦った感想はいかがでしょうか。

keisuke3:マッチングの時点で完全に読みを外されていて、対戦組み合わせが発表されたときには驚きました。さらに私が2Pickで負けてしまい、この時点ではかなり危うかったですがチームメイトががんばってくれたおかげで勝利できて、ホッとしています。

けんぴ:そうですね、レバンガ☆SAPPOROさんに見事に裏をかかれたというのは間違いないと思います。私たちとしてはまず2Pickで勝利し、それから恐らく真春さんがぶつかってくるであろう中堅戦に最強の組み合わせであるネメシス、ロイヤルの2デッキをあてることで勝とうとしていました。しかし相手のオーダーはこちらの狙いを読み切ったもので、薄氷の勝利だったと思います。

ふぇぐ:初戦でkeisuke3さんが負けるというのも、想定外でした。keisuke3さんには相当の信頼を置いていたので。そんななかでチームの勝ち負けが自分にかかってくることになって、私としては相当緊張しました。ミスもいっぱいあったので、しっかり検証しないといけないなと。

――2Pickではロイヤルを選ばずヴァンパイアを選んだことに、会場は少しざわめいていました。2Pickにおけるヴァンパイアの優位性は何なのでしょうか。

keisuke3:今回は相手の展開が素晴らしかったこともあり、あっという間に負けてしまいましたが、ヴァンパイアはEPを絡めた戦いになる中盤のカードが強いんです。特に《[[豪拳の用心棒]]》《[[緋色の剣士]]》《[[激情の悪魔]]》といった5コスト帯が強い点を評価しています。

ふぇぐ:どれも1枚も出なかったけどね(笑)。

keisuke3:そうなんです。いずれもブロンズ、シルバークラスなのでさすがに少しは取れるだろうと思っていたんですが……。

Surre:そこに来てエルフ側のあの展開ですから、これはもうどうしようもなかったですね。

――後がなくなったなかでけんぴ選手はどう戦いましたか。

けんぴ:結果的には2-0で勝ちましたが、ロイヤルでのゲームは落ちつけていなかったと思います。ロイヤルフォロワーの展開力に助けられたという感じですね。《[[静かなる炎将・マーズ]]》《[[円卓の騎士・ガウェイン]]》《[[ルミナスメイジ]]》とカードに恵まれました。先勝できたことでドラゴン戦では落ち着いてロングゲームを狙い、その目論見どおりに《[[プライムアーティファクト]]》でリソース勝負に持ち込んで勝てたのでよかったです。

ふぇぐ:私も反省点の多い戦いだったと思います。アグロエルフでは詰めをミスしていますし、ジンジャーウィッチでは《[[言霊遣い・ジンジャー]]》を出したあとであれほどゲームが長期化するという状況を体験したことがなく、そこで脆さが出てしまいました。100戦やって1回あるかないかの展開かもしれませんが、プロとして戦う以上レアケースにも対応できないといけないですから。

――皆さんのお話しぶりから本当に紙一重の勝負だったことがわかります。次戦以降への意気込みを教えていただけますか。

ふぇぐ:山にこもって、もっともっと強くなって帰ってくるので期待していてください!

keisuke3:現在の2Pickはネメシスとビショップの2強と言われていて、実際そうだと思いますが、実践の場では今回のようにどちらも引けないことがあります。今の環境でも次の環境でも、2Pickをもっと掘り下げていきたいと思います。

けんぴ:ローテーションではロイヤル、ネメシス、エルフの3リーダーが強い状態です。1人でBO3をやるならこのなかから2デッキを選べばいいですが、チーム戦では4デッキが必要になります。今回は第4のデッキとしてジンジャーウィッチを選びましたが、これで思考停止することなく、次の戦いでもベストなデッキ選択をしたいと思います。

Surre:今回はリザーバーだったので主に調整相手をしていて思いましたが、うちのチームは2Pick、ローテーション、アンリミテッドどれをとってもグランドマスター級のプレイヤーがそろっていると思います。このチームの力をしっかりと発揮して次戦以降も勝利を目指します!

――ありがとうございました。

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こうして、『RAGE Shadowverse Pro League』の開幕戦が終了しました。

『Shadowverse』というゲームと、それをプレイする選手たちの魅力が大いに発揮された戦いとなったのではないでしょうか。

すべてのチームのすべてのプレイヤーが、これからもその素晴らしいパフォーマンスを発揮し、プロリーグを大いに盛り上げてくれることでしょう。今後も『RAGE Shadowverse Pro League』の模様は随時配信などでお伝えしていきますので、皆様の応援をよろしくお願いいたします!

全3回でお届けする「シャドバフェス!」レポート、第1回はいかがだったでしょうか。

第2回では有名プレイヤー対戦&デッキ相談会やコスプレイヤー撮影会、物販ブースやフードコーナーの様子をお伝えするとともに、各種大会で優秀な成績をおさめられたプレイヤーの皆さんを紹介していきます。