特別コラム:kuroebiのキャスターな日々~5月編~

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5月と言えば季節の変わり目、長期連休、そしてShadowverse!

今回のコラムでは昨年以上にパワーアップしたShadowverseのイベントラッシュ月、5月の出来事を順に振り返っていきたいと思います。

シャドバフェス2018

https://fes.shadowverse.jp/2018/

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↑シャドバフェス会場には巨大な《[[バハムート]]》が!

観覧、体験、そして感動。そのすべてを全シャドウバースユーザーにお届けするのが、このシャドバフェスです。

今回は「RAGE Shadowverse Pro League」の開幕戦やShadowverse関連番組との連動企画、そして2日制のアンリミテッド大型大会開催など、さらにさまざまなファンが楽しめるイベントへ進化していました。

私が担当したのは主に配信される試合の解説でしたが、それ以外の時間では会場に出てフェスを満喫する時間もあり、いちシャドバファンとしてめいっぱい楽しませていただきました。

個人的には、ステージイベントでShadowverseを始めてわずか2週間の浜口順子さんが、真剣な表情で大観衆に見守られながら戦っていた姿が印象に残ります。最後は山田菜々さんにカードを使うタイミングの差で敗れてしまいましたが、この試合をキャスター席で観られたことは僕にとっても「勝ちたいという気持ち」を強く感じることができ、いい刺激となりました。

プロリーグ_配信席

↑配信席では“彼ら”とも一緒に仕事ができました

RAGE Shadowverse Pro League

https://rage-esports.jp/league/sv/

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↑プロリーグ開幕戦オープニング

前述のシャドバフェス2018内で開幕したこちらのプロリーグは、全4チームが12月まで2つのシーズンを争い、総合1位を目指すという熾烈な真剣勝負の場です。参加選手には、すでに大型賞金大会を制したスターもいれば、これからのブレイクを期待されるニューカマーもいて多様な顔ぶれ。

このプロリーグでもっとも大事なことは、「選手としての成長」と観る者への「感動の提供」だと私は思っています。ただゲームがうまい選手というのはこの世界に何人でもいるわけで、その中でプロ選手に求められているのは“頂点を目指す意志力”。プロとして求められるパラメータそれぞれでプロフェッショナルの形を極めた選手が、真の意味でShadowverseのスターとなり、プロの舞台を夢見る選手たちの目標となってくれると期待しています。

第2節まで終えた段階で、現在の首位は抜群のチーム安定感を見せる名古屋OJAベビースターですが、まだまだシーズンは始まったばかり。厳しい戦いに挑む16人の選手たちを、私も全力で応援したいと思います。

RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge

https://rage-esports.jp/2018summer/

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3か月に1度の風物詩であり、優勝賞金100万ドル(約1億円)が得られるRAGE World Grand Prixへの登竜門として、全国から東西の両予選に集まったおよそ8000名が頂点を目指す大会、それがRAGE Shadowverseです。

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(提供:RAGE)

このトーナメントを勝ち抜くためにはまず2日間の予選ラウンドを好成績で突破し、プレーオフトーナメントを全勝で勝ち抜かなければいけないという、想像を絶するパフォーマンスが求められます。

そんな中、「RAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge」西日本予選では台湾で「Shadowverseの貴公子」と呼ばれるNineVoice選手がトーナメントを席巻。初の海外選手によるGRAND FINALS進出者として名前を刻むこととなりました。

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↑中央左:NineVoice選手 中央右:ROXAS/POL選手(提供:RAGE

東日本予選では、西日本予選であまり見られなかったドラゴンが大爆発。3名のGRAND FINALS進出者を輩出しました。

中でもRAGEでとてつもない好成績を連発する「褐色のリアルアスリート」ソルト選手と、昨年末にhasu選手をあと一歩まで追い詰めた「沈黙の勝負師」かさご選手が2度目のGRAND FINALSへと挑むということで、注目を集めています。

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↑(左より)NellSee選手、ぺぺ3932選手、ゲキカラーズ選手、麩菓子/Tier0選手、かさご選手、ソルト選手(提供:RAGE)

激闘必至の、そして次の夢への出発点となるRAGE Shadowverse Dawnbreak, Nightedge GRAND FINALSは6月17日! 17枚のアディショナルカードが加わった新たな環境で、8名の戦士たちはどのような戦略に活路を見出すのでしょうか?

現時点で、個人的には《[[人狼の王・ヴァルツ]]》を加えたヴァンパイアデッキに大きな期待を寄せています。今回のRAGE東西予選の両方で一部のプレイヤーが可能性を見出し持ち込んだ、復讐がテーマのデッキをしっかりと強化するコンセプトカードの追加によって、GRAND FINALSではヴァンパイアが台風の目となるのではないでしょうか。

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このように怒涛の勢いで催しが続いた5月でしたが、今年はこれからも数多くのイベントが開催されていきます。

僕自身も課題は山盛りですが、Shadowverseを通して選手の皆さんと一緒に成長していきたい、と強く思いました。

それではまた次回!