kuroebiの「Brigade of the Sky / 蒼空の騎士」注目カードその1
6月28日にリリースされた第9弾カードパック「Brigade of the Sky / 蒼空の騎士」は「グランブルーファンタジー」のキャラクターも多数登場し、新たな世界観をShadowverseへともたらしました。
今回は、その中で私が注目するカードを紹介していきます。まずはニュートラル・エルフ・ロイヤル・ウィッチの4クラスについてです。
※このコラムは公式ライターkuroebi氏視点での注目カード紹介です。運営事務局がカードを評価したコラムではありません。
ニュートラル
新能力「アクセラレート」は、中~重量級フォロワーの能力を本来のコストよりも早く「スペル」として使用できる能力です。
盤面制圧に秀でた《[[プロトバハムート]]》は緊急時にアクセラレートで使用することができ、高コストのフォロワーによくある「手札に抱えたまま敗北」する前に活躍させることができます。
《[[蒼の少女・ルリア]]》のエンハンスからアクセラレートできるのにも注目で、この2枚をセットで使用する光景も見られそうです。
汎用性の非常に高い除去スペル、《[[熾天使の剣]]》がニュートラルで登場しました。
コストこそそれなりにかかりますが、デッキの弱点を補うことができるカードが増えたのは非常に嬉しいです。また2コスト以下破壊の能力も特定のデッキによく刺さるので、苦手デッキの克服のために採用されることでしょう。
エルフ
状況に合わせて適切なスペルをチョイスすることができるフォロワーはとても強力です。この《[[高貴なる猫姉妹・シャムとシャマ]]》にも期待がかかります。
軽量除去である《[[シャムのいたずら]]》を基本として、後半に相手の巨大フォロワーを1ターン足止めできる《[[シャマのまなざし]]》の強さが実証できれば、このカード自体の評価も高くなるのではないでしょうか。
《[[神殺しの狩人・セルウィン]]》は、序盤はアクセラレートでの軽量除去として、中盤以降は除去能力つきの守護として、いつ引いてもうれしい1枚となりそうです。
特にカードを4枚以上プレイした際の全体2点ダメージは達成こそ難しいものの、《[[フェアリーウィスプ]]》と組み合わせるなどして早期に発動できる場合もあり、これを準備する様子さえ見せておけば対戦相手の盤面展開を大きく遅らせることができるでしょう。
ロイヤル
《[[真紅の穿光・ゼタ]]》は守りに向いたカードですが、攻撃すると入手できる《[[不滅の群青・ベアトリクス]]》が超攻撃的で、長期戦でも守護を突破する能力で対戦相手を倒すのに役立てることができます。
また《[[真紅の穿光・ゼタ]]》自体が生き残っていれば何度でも《[[不滅の群青・ベアトリクス]]》が戻ってくることになりますので、相手としても必ず倒さなければいけないフォロワーとして非常に厄介な存在です。
《[[ヴァンガード・レイサム]]》の攻撃時能力が、リーダーに付加する能力としてより強力になって帰ってきました。場に出た《[[ナイト]]》自体が疾走を持つので追加ダメージとして計上できますし、後半に引いた1コストのフォロワーをプレイするだけでダメージを数点稼げるので、しっかりと役割を持たせることができます。
気になるのは《[[高潔なる騎士・レイサム]]》のコストですが、もし序盤に引いた場合でもアクセラレートでサポートすることができるので安心ですね。
ウィッチ
《[[土の魔片]]》を場に出し、進化ポイントを回復し、進化時にはダメージスペルを入手しながらPP回復と、多彩な能力を持つフォロワーが《[[開闢の錬金術師・カリオストロ]]》です。
特に、すぐさま除去を行なわないのならば後攻4ターン目に進化しながら2コストフォロワーまで場に出すことができ、その展開力も注目を集めそうです。《[[アルス・マグナ]]》自体もエンハンスでリーダーの体力回復と、汎用性の高さが魅力です。
リーダーに付加する手札補充能力は強力で、補充した後はスペルブーストに切り替わるといういたれり尽くせり感。《[[神託の妖童・アルルメイヤ]]》を進化させることでこのリーダー能力と同じ能力をすぐに発動させられるため、補充した手札をそのターン中に使用したり、もしくはスペルブーストを必ず行なったりすることができます。
スペルブーストを活かしやすいアンリミテッドフォーマットにて、活躍を見せるかもしれません。
次回予告
続いては残りのドラゴン・ネクロマンサー・ヴァンパイア・ビショップ・ネメシスの注目カード紹介となります。お楽しみに!