kuroebiの「Shadowverse 2年目を振り返って」
6月17日にShadowverseはリリースより丸2周年を迎えました。
競技シーンで数々のチャンピオンを輩出し、2017年末には世界大会を開催するまでに大きくなったShadowverse。その2年目の歩みを振り返っていきましょう。
世界展開
↑RAGE Shadowverse World Grand Prix(提供:RAGE)
Shadowverseは2017年2月の韓国リリースを皮切りに、東南アジア地域、欧米、中国と世界規模で拡大を続けてきました。
2017年12月には初の世界大会である「RAGE Shadowverse World Grand Prix」で海外から12名の戦士が東京に集結し、日本の猛者たちと激闘を繰り広げたのは記憶に新しいと思います。
また2018年からは「RAGE Shadowverse」の各予選に、海外大会で好成績を残した選手をシード選手として招待するようになり、直近では台湾のNineVoice選手が海外勢として初めてGRAND FINALS進出を決めました。彼の成功により、日本を目指す海外選手たちの動きが今後はさらに活発となっていくことでしょう。
↑NineVoice選手(提供:RAGE)
「シャド場」放送開始
2017年10月よりTOKYO MX1にて「シャド場」の放送が始まりました。「シャドウバースで繋がる」というテーマの通り、さまざまな視点からShadowverseをフォーカスしたバラエティ番組となっており、中でも山田菜々さんの体当たり的な活動は多くのファンの共感を生んでいます。
ゲーム内の最新情報も網羅しており、新パックのカード発表もこの番組が最速の発信となります。また、視聴者参加型の企画も数多く開催されていますので、新たなShadowverseとの接し方としてチャレンジしてみてもおもしろいかもしれません。
第8のクラス登場
2017年11月に放送された「Shadowverse NEXT」にて発表された新クラス「ネメシス」が、「Chronogenesis/時空転生」にて登場。これまでにない複雑な操作と思考を要求するメカニズムは、Shadowverse全ユーザーを驚愕させました。
現時点では最新2パックのみにしか収録されていませんが、ローテーションルールや2Pickルールでは確実に無視できない勢力としてすでに君臨しており、このゲームの質を間違いなく高めたクラスとなりました。
ネメシスは今後どのように強化していくのか、ユーザーの注目が集まっています。
実践編:デッキ構築を通じて考え方を学ぼう! ネメシス編
https://shadowverse.jp/column/detail.php?id=post-6457
「グランプリ」ほかゲーム内イベント・キャンペーンの充実
2018年3月から、ゲーム内イベント「グランプリ」が実装されました。こちらは期間内に1日1回無料で挑戦でき、5回戦の成績によって報酬が得られるというわかりやすい構成となっています。
上位入賞すればここでしか手に入らないスリーブやエンブレムや称号を入手、またグランプリで優勝したデッキは一部公開されており、全ユーザーが自由に参照することができます。
現時点では、ローテーションで2回、アンリミテッドで1回グランプリが開催されましたが、今後は特殊なルールを用いたグランプリも予定されていると発表されており、期待が高まります。
このほかにも、2018年4月には「ルームマッチで100万円」やRAGEと連動した優勝者予想の投票など、様々なキャンペーンが行われました。今後もどのようなキャンペーンが行なわれていくのか、私も楽しみです。
RAGE Shadowverse Pro League
↑プロリーグ開幕戦より
https://rage-esports.jp/league/sv/
これがShadowverse2年目のもっとも大きなトピックスと言っていいかもしれません。
ついにShadowverseプレイヤーが、職業として成立する世の中になりました。最低月収30万円(税別)を保証されたこのプロリーグが継続的に行なわれていくことで、真の意味で「Shadowverseが得意なこと」が全プレイヤーのアイデンティティとなっていきます。
現在は4チーム16名がリーグに在籍していますが、将来的にチームが増えてさらなるリーグの拡大が図られていくならば、プロ選手として活躍できるプレイヤーの数も飛躍的に増えていき、まさにShadowverseが1つの“文化”となっていく……そんな青写真も現実味が増していくことでしょう。
第1期である2018年のリーグは12月まで続きます。プロ選手の技術と勝利への熱意をぜひ感じていただきたいですね。
3年目に向けて
このように、2年目のShadowverseは大型大会以外にもさまざまな施策が行なわれ、実りある年だったと言えます。しかしまだまだ歩みは止まりません。3年目は2年目よりもますます充実したゲームライフがShadowverse全ユーザーに提供されることでしょう。
来年の6月17日には、どのような世界が我々の目前に広がっているのでしょうか? 想像するだけでワクワクします!
皆さんもこの1年を目いっぱい楽しんでいきましょう!