kuroebiのトーナメント指南 第21回:2Pickの変貌と展望
2017年3月30日に「Tempest of the Gods/神々の騒嵐」リリースと共に実施されたアップデートにおいて、2Pickのルールに大きな変更が加えられました。今回はその変更を振り返りながら、現環境の2Pickにおける有力カードを2回にわたりご紹介していきたいと思います。
また、2017年5月6日~7日に開催されるシャドバフェスでは参加者256名による2Pick大会が予定されているなど、2Pick熱は高まってきています。このコラムを読んで万全の態勢でこれからのイベントに臨んでいただければ幸いです。
- シャドバフェス 2Pick大会(エントリー応募締め切りは2017年4月17日(月)正午まで)
2Pickにおける変更点
2017年3月30日にアップデートされた点について説明する「アップデートのお知らせ」の中で、2Pickの変更点は以下の通りとなります。
- ルームマッチに「2Pickデッキ交換戦」を追加
- 2Pickルームマッチ観戦機能の追加
- 2Pickデッキ作成時の掲示カードの変更
今回着目したいのは、3つ目の掲示カードの変更についてです。
この変更により、Pick中に出現するカードに神々の騒嵐が追加された一方、プライズカードのシルバーレア以上とスタンダードカードパックのすべてのカードが掲示されなくなりました。
これによって起きた変化の中でも、これまでの2Pickともっとも大きく異なるのは、進化時ボーナスを持つ以下の4コストフォロワーたちが掲示されなくなったことでしょう。
進化時ボーナスを持つ4コストフォロワーとして《[[ゴブリンブレイカー・ティナ]]》や《[[千年妖狐・ユエル]]》といった強力なカードは依然として登場しますが、前環境よりも絶対数は減少、また、《[[天馬のエルフ]]》や《[[蒼穹の提督・モニカ]]》といった5コストの進化時ボーナスを持つフォロワーはほぼ健在ということもあり、進化を用いた攻防はこれまでのような後攻4ターン目からではなく先攻5ターン目から激化していく形となります。
この他にもスタンダードカードパックの強力なレジェンドや、《[[フェンサー]]》や《[[セージコマンダー]]》といった2Pickを彩ってきたカードが現れなくなったことに一抹の寂しさを覚えますが、これからは激変したフィールドをしっかり分析して楽しんでいきたいですね。
2Pickで注目のニュートラル
《[[ゴブリンブレイカー・ティナ]]》や《[[ダークエンジェル・オリヴィエ]]》など、強力なゴールドレアやレジェンドのあるニュートラルカードは全クラスのPick候補として出現するため、各クラスのカードに比べて目にする機会の多いカードです。自身の選択したクラスの特色を活かすためにも、ニュートラルカードへの理解度は2Pickにおいて必要不可欠です。
↑2017年4月時点の2Pickで出現するニュートラルのゴールドレア・レジェンド
今回は「Tempest of the Gods/神々の騒嵐」で追加され、2Pickで特に活躍している注目のニュートラルカードを2枚紹介したいと思います。
3コスト2/3、そしてエンハンスで6コスト5/6と、デッキ内のコストバランスを保つのが難しい2Pickにおいて、非常に柔軟に対応ができる良カードが《[[アックスファイター]]》です。
3コストのフォロワーが取れすぎてしまったとしてもエンハンスで使える安心感からPickしても後悔することは少ないでしょう。
並みのゴールドレアでは足元にも及ばないバトル決定率を誇る、強力なフィニッシャー。
ファンファーレ効果が非常に強力で、場にいるフォロワーが2回攻撃(エンハンスした《[[レヴィオンセイバー・アルベール]]》はなんと4回攻撃!)できるようになるため、《[[癒しの奏者・アンリエット]]》による負けを防ぐためには常に自身の体力の半分以上の攻撃力を持つフォロワー(例:自身の体力が10なら攻撃力5以上のフォロワー)を除去し続けなければいけません。
次回予告
次回は各クラス7リーダーの2Pick注目カードをご紹介していきたいと思います。お楽しみに。