kuroebiのトーナメント指南 第36回:RAGE 2017 Winter東日本10月予選速報
2017年の冬を熱く彩る大型大会「RAGE Shadowverse Starforged Legends」がついに始まりました。10月28~29日に開催された東日本10月予選では2500名近くの選手が2日間を戦い、3名のGRAND FINALS進出者が決定しました。今回はその速報ということで東日本10月予選大会を振り返ります。
- RAGE Shadowverse Starforged Legends 東日本10月予選Day1配信ページ
- RAGE Shadowverse Starforged Legends 東日本10月予選Day2配信ページ
10月予選大会・注目のデッキ選択
ランクマッチや各種大会などで好成績を収めていた《[[原初の竜使い]]》ドラゴン、そしてその相棒として多数の戦果を上げてきた速攻系のロイヤルの組み合わせが最大勢力かと思われましたが、フタを開けてみれば使用クラス2番手はエルフという結果に。特に対ロイヤルの急先鋒として評価されているニュートラルエルフは大会を通じて無視できないパフォーマンスを披露。そのほかにもコントロールヴァンパイアや秘術ウィッチなど、ターゲットを意識したデッキ選択が多数見られました。
RAGEでGRAND FINALS進出を果たすためには、絶対に負けることが許されない戦いを続けなければいけません。そのためにはただ高い勝率のデッキだけではなく、多くの対戦相手を意識(予想)したデッキ選択が不可欠なのです。
それではこの予選大会を勝ち抜いた、3名の新たなるファイナリストを紹介していきましょう。
↑東日本10月予選を勝ち抜いたGRAND FINALS進出者3名(写真提供:RAGE)
GRAND FINALS進出者紹介
くろぬえ選手
(写真提供:RAGE)
ドラゴンとロイヤルという王道クラスを華麗に操り見事GRAND FINALS進出を決めたくろぬえ選手はShadowverseを昨年からプレイしており、オンライン大会の優勝経験もあるプレイヤーです。
今回の予選大会ではDay1から負けなしの13連勝という大記録を打ち立てました。いつもは本命を対策したデッキを好むと話していましたが、今回は素直に本命を使っての勝利。特に配信マッチでは苦しい状況に追い込まれながらも丁寧に勝ちの目を残しながら逆転勝利を収めたのが印象に残ります。「決勝大会も負けなしで行きたい」というコメントからは確かな自信がうかがえました。
くろぬえ選手のドラゴンデッキ
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くろぬえ選手のロイヤルデッキ
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かさご選手
(写真提供:RAGE)
「参加賞をもらえるだけでも満足だったのですが……」と謙虚に話すこの青年にとって、この週末は驚きの連続だったことでしょう。予選ラウンドは苦しみながらもなんとかプレーオフ進出。そしてプレーオフ決勝戦ではこの日負けなしという快進撃を続けていたRasis選手を打ち倒し、見事決勝大会へと駒を進めました。
彼が操った《[[骸の王]]》デッキはその爆発力から注目を集めていましたが、中でもエルフに対して高い勝率を出すことができる選択でこの大会に非常にマッチしています。彼の当日のプレイの模様は後日OPENREC.tvにて配信される予定ですのでお楽しみに。
かさご選手のネクロマンサーデッキ
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かさご選手のドラゴンデッキ
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みずせ選手
(写真提供:RAGE)
彼が勝利した瞬間、観衆が沸きました。昨年からトーナメントシーンに身を投じたみずせ選手は知る人ぞ知る強豪。今回も仲間やライバル達と数えきれない量の練習を繰り返して本番に臨んだ彼に、ようやく勝利の女神が微笑みました。
重めにカスタマイズして同型に強くした《[[原初の竜使い]]》ドラゴンと《[[次元の超越]]》ウィッチという独特の組み合わせは、見る者すべてを感心させ、そしてドラゴンとエルフを狩り続けました。声を震わせながら「勝ったことがまだ信じられないです」と語った若き戦士は、決勝大会でどのような活躍と成長を見せるのでしょうか。
みずせ選手のウィッチデッキ
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みずせ選手のドラゴンデッキ
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10月30日のアップデートにより一部のカードに能力変更が施され、新たな戦いが始まりました。11月はどのようなデッキ、そしてプレイヤーが活躍するか、今から楽しみです!
次回予告
次回は11月最初の1000人規模大会となるWorld Grand Prix JCG予選 開催記念大会の速報をお届けいたします。お楽しみに!