kuroebiのシャドウバース入門 第4回(後編):相手に差を付けよう!ゲームで有利になる方法(テンポ編)

ogp_1200x630_160608

後編では前編に続き、場の優位を得るためにはどうすればいいか、テンポの考え方について具体例を交えてご説明します。

テンポアドバンテージを得るために

テンポを語る上で、フォロワー選びは非常に重要です。例えば3コストのフォロワーは大きく分けて3/2、2/3、その他という3種に分類できます。

3/2は自分より高コストのフォロワーと相討ちを取れる(テンポで得をする)可能性があり、PP効率的にもすばらしいポテンシャルを秘めていますが、同時に低コストのフォロワーに相討ちを取られてしまう危険性(テンポで損をする)も持ち合わせています。逆に2/3は低コストのフォロワーに打ち勝ちやすいですが、高コストのフォロワーには歯が立ちません。

あなたのデッキ内容や所持カードとよく相談して、どちらがより自分のデッキに求められているのか(=そのデッキがどのPP帯で強いか弱いか)を正しく判断し、デッキに投入しましょう。

疾走を持つフォロワーは、小さいサイズが多いものの、場の優位を確立する際に即効性のあるカードとして重宝します。

本来、フォロワーをプレイしてすぐに攻撃したければ進化を行なう必要がありますが、疾走フォロワーは進化することなく対戦相手のフォロワーを打ち倒す手助けができます。こうなると相手も疾走フォロワー、もしくは進化を使わないと場の優位を奪取しづらくなり、対戦相手の行動を縛ることが可能です。

中でも《[[ムーンアルミラージ]]》《[[アルカード]]》はすばらしい能力を持っており、ゲームをひっくり返す力を持っています。対戦相手にとどめをさすフィニッシャーとしても使いやすいため、積極的にデッキに投入してもいいでしょう。

除去スペル(フォロワー破壊やダメージを与えるスペル)も疾走フォロワーと同様に、プレイしてすぐ場に影響を与えることができます。《[[真紅の粛清]]》《[[深淵への誘い]]》などの除去スペルは無条件でフォロワーを破壊できるので、状況しだいですが高コストの強力なフォロワーを除去できればゲームを決める決定打となりえます。

ただし、除去スペルはフォロワーと違い、フォロワーを除去する効果しか持ち合わせていません(一部例外もありますが)。フォロワーはフォロワーを除去するほか、対戦相手を攻撃することも可能なので、一般的には除去スペルよりもフォロワーの枚数を優先したほうがいいでしょう。

とはいえ、限定的な使い方しかできない除去スペルは、プレイコストが引き下げられていることが多く、不利な場から逆転していく際には非常に重宝しますので、デッキによっては優先的に投入してみてもいいでしょう。

場の優位を取り返すには?

対戦相手に場の優位を取られてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。

非常に難しい立ち回りとなりますが、まずは場の優位差を広げさせない行動を意識する必要があります。

差を広げさせない方法としては、以下のものがあります。

  • 即効性のあるカード(ファンファーレ持ちor疾走フォロワー、除去スペル)を駆使
  • (後攻の場合)進化を駆使

 

前者は相手のフォロワーにできるかぎり仕事をさせずに退場させることで、場の優位を広げさせないことが可能となります。また相手の高コストカードを軽いコストのカード、例えば《[[ブレイジングブレス]]》《[[ディアボリックドレイン]]》などで相殺できれば、場の優位を取り返すきっかけになります。

場の優位をなかなか取れないという皆さんは、ぜひこういった即効性のあるカードを試してみてください。

後者は後攻プレイヤーを救済するためのシステムである進化を利用することです。先攻の相手よりも1回多く、かつ1ターン早く進化を使えるので、場の優位を取り返すチャンスが広がります。

もちろん、その時にプレイできるフォロワーを進化させるだけでもいいのですが、ソロプレイのストーリーモードで第6章をクリアするともらえるフォロワーたちは、進化すれば5コスト以上のフォロワーよりもすさまじい破壊力を発揮します。

ストーリーモード報酬

↑これらのフォロワーを入手するため、ストーリーモードはぜひプレイしましょう。

いったん場の優位を取られてしまったときは、逆転できればベストですが、場をクリアにし続けて差を広げさせないようにするのも悪いことではありません。冒頭で話したように、自身の体力さえ高い値を維持できれば、対戦相手の必殺技は必殺技として機能しなくなる可能性があるので、相手のフォロワーに攻撃をさせないのはとても大事なことです。

不利な状況でも最後まであきらめず、死地に活路を見いだせるプレイヤーこそが真の強者になれるのではないか、と私は思っています。

 

~まとめ~

有利を維持できたり、不利を逆転したりする可能性のあるカードをデッキに投入しよう!

次回からは、ランクマッチなどの実戦において役立つテクニックを解説していきます。お楽しみに!