kuroebiのシャドウバース入門:総集編
シャドウバース稼働直後にスタートし、毎週1回の連載が続いてきたコラム「kuroebiのシャドウバース入門」。ただいま第7回まで掲載していますが、ここでいったん今までの流れをおさらいしておきたいと思います。
このコラムシリーズは、「カードゲームをあまりやったことがない人にも、シャドウバースで強くなるための考え方の基本をわかりやすく伝える」というコンセプトで書かれているものです。少々長めの文章ではありますが、ぜひ読んでみてください。
第1回:カードを知り、デッキを知る
そもそも「強いカード」って何なの?という素朴な疑問からコラムは始まります。
クラスごとに強力なカードを取り上げ、それを使いこなすにはどうするのが一番いいか、という質問を投げかけています。最初のうちはそれらへの答えが出ないかもしれませんが、このコラムを読み続ければ徐々にわかってくるはず。
共通して言えるのは、強いカードを輝かせるには、別のカードとの組み合わせが必要であり、そこから生まれる相乗効果がカードの価値を決める、ということです。
↑《[[スカルフェイン]]》を強く使うための組み合わせとは?
第2回:相手を知り、ゲームを知る
カードゲームは常に理想と現実のせめぎあいです。
このデッキがこんなふうに回れば最強、という理想があっても、対戦相手がそれを上回る展開をしてくるという現実の前には負けてしまうのです。
この回では、対戦相手に合わせて自分のデッキをカスタマイズしていき、勝率を上げる方法について説明します。
早い相手への妨害と、遅い相手への対策を、それぞれデッキレシピつきで紹介しています。
↑早い相手を妨害するデッキの例。
第3回:相手に差を付けよう! ゲームで有利になる方法(カードアドバンテージ編)
ここからは、有利な状態を築いて勝つ方法について具体的に説明していきます。
まずは、「カードアドバンテージ」を得るという方法です。これは、1枚のカードで複数枚のカードを使ったような効果を得ることで、相手よりたくさんのカードを使えばその分有利になれるというわけです。
この回では、手札のカードを増やす、たくさんのカードを出す、カード1枚で相手の複数のカードを無効化する、という3つのカードアドバンテージについて、具体例を挙げて説明しています。
↑カードアドバンテージを得るカードたち。
第4回(前編):相手に差を付けよう!ゲームで有利になる方法(テンポ編)
第3回に続き、今度は場の優位を得ることについて、前後編に分けて解説していきます。
自軍のフォロワーが相手のフォロワーよりも多かったり強力であったりする状態なら、相手を上回る場を作ることができます。そのためには、毎ターンPPを使い切るように動くなど、PPとカードを効率よく使用するのが有用です。
ここではPPとカードを効率よく使用して場の優位を得ることを「テンポアドバンテージ」と位置づけ、その具体例を示しています。
↑PPを効率よく使うロイヤルの動き。
第4回(後編):相手に差を付けよう!ゲームで有利になる方法(テンポ編)
後編では、テンポアドバンテージを得るため、低いコストのカードで高いコストのカードを倒したり、疾走フォロワーで相手の行動を縛ったり、除去スペルで即座に場に影響を与える、といった方法を紹介しています。
一方、相手に場の優位を取られてしまった場合に、優位の差を広げない、さらには後攻の4ターン目に進化を使って逆転する方法も挙げていますので、参考にしてください。
↑後攻の4ターン目に役立つカードたち。
第5回:ランクマッチ挑戦心得・記録を取ろう!
ここからは、ランクマッチを制し、勝率を上げていく方法をご紹介します。
第5回では「記録を取る」というやり方で勝率アップをはかります。
たとえば対戦した相手のデッキタイプと勝敗の記録をとることで、当たりやすいデッキや負けやすいデッキの傾向がわかり、それに応じてデッキをカスタマイズすれば「当たり運」を改善することができるのです。これが「データで戦う」ということです。
また、「クラス別ランクマッチ勝利数ランキング」を参照して流行のクラスを知ることや、引きたいのに引けなかったカード、もしくは引きすぎたカード、使いづらかったカードなどを記録することで、デッキ改善につなげるという応用編もあり、きっと役に立つはずです。
↑勝敗の記録例。
第6回:ランクマッチ挑戦心得・敗北を勝利へつなげよう!
ランクマッチでは、敗北から学ぶのが上達の秘訣です。負けた原因は自分なのか、デッキなのか、それともほかの要因なのかを分析し、勝率アップにつなげましょう。
第6回では、どんな負け方が多いならどうすればいいかの例を挙げて説明しています。
また、先攻時の敗北と後攻時の敗北とは別物であり、どちらに対応したいならどういうカードを選ぶべきかにも触れています。
↑敗北こそ成長のチャンス!
第7回:ランクマッチ挑戦心得・運は知れば怖くない!
第7回では、常にランクマッチについてまわる「運」について、「先攻後攻」と「初手とドローの偏り」の2つの要素を解説します。
現状は先攻が有利という発表がされていますが、先攻になる確率も後攻になる確率も、最終的には50%。長期的視点で見るなら、どう対応すればいいのでしょうか?
また、「ドローが悪くてうまくいかない」と感じる場合、その原因がどこにあり、どうすれば改善できるかを説明しています。
このコラムを読んで、運に振り回されないプレイヤーになりましょう。
↑先攻と後攻、どちらになるかは運しだいですが……?
次回からは、「デッキ」に目を向けていく予定ですが、その前に番外編としまして、大会のレポート記事を掲載します。お楽しみに!